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10月20日から試行段階のサービス「エンゲート ベータ」がスタートした。

素晴らしいシュートやスラムダンクを見て興奮する。私たちは惜しみない声援と拍手を送るとともに、ブロックチェーン上で発行されたポイント(トークン)を選手やチームに贈ることができる。その時、ファンは自分の気持ちを表す絵柄のギフトを選んで贈る。それがチームの資金に代わり、選手にも役立てられる。ギフトを贈れば贈るほど、私たちはリワード(報償)を獲得できるようになる。好きな選手と一緒にディナーをしたり、遠征をしたり、より身近に、夢のような時間が過ごせるかもしれない。

2月に設立したスタートアップ「エンゲート」(東京都渋谷区・城戸幸一郎代表)が、スポーツ分野のギフティングコミュニティの独自サービスを発表した。20日から試行段階のサービス「エンゲート ベータ」を開始する。

初回のキャンペーンは、ローンチパートナーのプロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」のB1リーグ・ホーム戦。20、21日の滋賀レイクスターズ戦で、両日とも観客全員に無料で100ポイント(100円相当)とサービスのURLを配布し、ギフティングの体験ができる。さらに応援したい人はクレジットカードで追加購入ができる。

このほか、10月28日の女子サッカーチーム「INAC神戸レオネッサ」のホーム戦、11月2日サッカーJ1「湘南ベルマーレ」の清水エスパルス戦などでも同様のキャンペーンを行う。現在、J1「横浜F・マリノス」とも協議中で、他にもJリーグ、プロ野球、バスケットBリーグなど複数のチームが関心を示しているという。


画像=エンゲート

エンゲートベータでは、仮想通貨NEMのブロックチェーンを活用して独自に発行したトークンを使う。コミュニティ内でしか価値を持たず、流出や二次流通のリスクが低いという。利用者はトークンに当たる「エンゲートポイント」を日本円で購入し、チームにギフティングをするとトークンが応援するチームのアカウントに紐付けされる。

現在、来年に向けてアプリを開発中だ。今後はイーサリアムやビットコインなどの技術の活用も視野に入れている。

冒頭の未来予想図には続きがある。ローンチ発表会で、城戸代表は「スポーツに特化したブロックチェーンのギフティングサービスは日本初ではないか。ファンと選手、チームをつなぐ永続的なコミュニティにしたい」と抱負を語った。

ブロックチェーン上に蓄積されるギフティングの記録を「選手を応援する絆を刻むことだと思っている」と表現。選手が引退後のセカンドキャリアにも活用できるように、エンゲートのアプリには選手自らが情報を発信できる機能なども作るつもりだ。城戸代表はサービスを構築するためのミッションステートメントも発表した。

「テクノロジーでファンの声援をアスリートに届け、若者がスポーツ選手をキャリアにしたいと思える世界を実現します」

文・写真=督あかり

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