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2018.10.25 11:00

DoCLASSE 大人が本当に着たい服 オンオフ使えるフード付きコート

ドリームインキュベータ執行役員 宮宗孝光 マジカルサーモ・フーデッドコート(ネイビー)¥15,900、ピュアファイン+BDシャツ (ダークネイビー/GLENCHECK)¥3,990、ウォッシャブル・ニットベスト (ネイビー)¥4,990、プレミアムウール・トラウザーズ(チャコールグレー)¥12,900(すべてDoCLASSE)すべて税別価格

東京工業大学大学院を飛び級で卒業し、電子デバイスの専門家としてシャープで活躍した理系エンジニア出身という異色の経歴をもつ宮宗孝光。ドリームインキュベータ執行役員としてベンチャーの価値を見極める彼がDoCLASSEの服を身につけて感じたこととは?


企業価値を見極める視点をもつための失敗

「スタートアップの価値を判断するとき、いちばん大切なのはトップの人となり、そしてビジョンです。それは見た目からも伝わってくるし、身のこなしや言葉の端々などの細部でもわかります。大切なのは人間としての魅力があるかどうか、信頼できる人物かどうかだと思います」

宮宗孝光がそうした心境を語るとき、その背後には経験の重みがある。人材の悩みを抱えていた電子部品商社の社長であった父の背中を見て育った。
 
ソーラーのものづくりに携わりたく入社したシャープでは、大学の研究室時代の知見を買われて、電子デバイスの道に進んだが、それは本意ではないとドロップアウト。3カ月の無職の期間を経て、大学時代の先輩に誘われ、転職した先ではその本人が退社し、梯子を外された経験をもつ。だが宮宗の眼の光は決して暗くない。

「それらはもちろん成功とは言えませんが、いまでは貴重な経験だったと思っています。エンジニア時代にはものづくりの視点を学べたし、転職先で裏切られたからこそ、本物の人間と仕事がしたいと考えて、堀紘一(ドリームインキュベータ創業者)という素晴らしい人物に出会うことができました。

すべては人であり、つながり。それらを見極める目をさらに磨くことでいまの仕事ができています。ともすると、投資対象先はAIロボティクスなどの最先端技術をどれだけもっているかが判断基準になりがちですが、それは違う。
 
真に活躍するスタートアップには、強力な意義深いビジョンがあり、信頼できるトップがいます。そのスピリットが従業員の共鳴を呼び、企業の細部に宿ることで、その企業は成功への道を歩き出すのです。逆にこの仕事でよく見かけるのは、お金儲けをメインにした起業。最初はそれでもよいのですが、そのまま変われないとすぐ離反者が出てしまう。長くは続かない」

DoCLASSEというチャレンジ

デザイナー発信ではなく、「実年齢で輝く」を旗印に、大人が本当に着たい服をつくるというコンセプトから生まれたDoCLASSE。それ自体が革新的だと彼は言う。

「ベンチャーには最初は何もない。そこにあるのはトップの語るビジョンだけ。林恵子社長にもお会いしましたが、自分がどうしたいかよりも他人がどうされたいかを考える、稀有な経営者だと思いました。そうした気配りが、多くの人の共感を呼んだのではないでしょうか。でなければ通販からスタートして、難しい百貨店進出や新宿アルタ店の出店にまで、とてもたどり着かなかったと思います。

DoCLASSEのビジョンは、何よりもまずスタッフを熱狂させ、その熱狂がお客さんにも伝わっているのでしょう。新宿アルタ店は、地下からも訪れやすく、1階というアクセス面での最大のアドバンテージも含めて、企業理念がわかりやすく伝わるようにプレゼンテーションされていると思いました」
 
今回、宮宗が袖を通したのは、機能性中綿バイウォームを使用した軽さとダウン生地に匹敵する暖かさという両方の利点を備えたフード付きコート。そこに彼としては新しい挑戦となるベストとチェックのシャツを合わせた。


パターン、チェック、プレーンなど全36銘柄を揃えるドレスネル。各¥3,990(すべてDoCLASSE/詳しくはこちら

細部にまでビジョンがあふれているか

「DoCLASSE スタッフのフィッティング技術に感動しました。まさにプロの技。服はシルエットが大切だと日頃から感じているので、着膨れせずにうまく体のラインが出ることが必須なんです。そしてカラーリング、生地感。さらに、機能性も大切です。すべてがうまく調和していて、とても満足しています。
 
近々寒い北京の街を訪れる予定なので、この軽さでこんなに暖かいのはうれしい。そしてスーツ、普段着のどちらにでも合わせやすいというのも、私のようにさまざまな企業のトップと会う仕事では重要です」
 
堅めの企業にはスーツで、海外のスタートアップを訪れる際にはあえてラフにと、相手によって合わせていくのが彼の流儀。
 
同時にビジネスパーソンとしては、もっていくコートが一着で済むという利点もある。「こんなに軽やかだと、都会の街を歩くときでも、足取りが軽くなりなりますね。5ポケットだから、バッグを持たなくてもいいですし」
 
本当に寒い北京を訪れれば、その細部までのこだわりがさらに発見されるはず。というのもこのコートは、表裏生地の両面にも糸の隙間を埋めて冷気を通さない含浸加工を施してあるからだ。「細部に至るまで着る人のことを考え抜いている一着。ここにもトップのビジョンがさまざまな形で織り込まれているんですよね」


DoCLASSE新宿アルタ店の常時60柄から選べるシャツラック。詳しくはこちら



宮宗孝光◎ドリームインキュベータ執行役員。1974年生まれ。東京都出身。東京工業大学大学院卒業後、電子デバイスの専門家としてシャープ入社。 LEDや半導体レーザーの開発に携わる。2002年、ドリームインキュベータ入社。大企業とベンチャーの戦略策定、幹部採用、M&A、提携などを推進。現在は、国内ベンチャー投資・上場支援事業を統括。




DoCLASSE 新宿アルタ店
東京都新宿区新宿3丁目24-3 新宿アルタ1階 
☎︎03-5366-5075 
11:00〜20:30



DoCLASSE
https://www.doclasse.com

Promoted by DoCLASSE / text by Ryoichi Shimizu / photographs by Masahiro Okamura / edit by Akio Takashiro

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