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オールバーズの創業者(左)ティム・ブラウン、(右)ジョーイ・ズウィリンガー(photo courtesy of Allbirds)

タイム誌が「世界一快適な履き心地」と称賛し、シリコンバレーの著名人の間でも人気となったスニーカーが「オールバーズ(Allbirds)」だ。

2年前にブランドを立ち上げたオールバーズは当初、1つのモデルのみで始動した。最高級のメリノウールを用いて作られたグレーのスニーカーは、カジュアルでもフォーマルでもフィットするデザインで、発売から2年で100万足以上を販売。売上は2億ドル以上に達したと報道されている。

投資家たちからも大注目を浴びたオールバーズは10月11日、新たに5000万ドルの資金をT. Rowe Priceやフィデリティ、タイガーグローバルから調達したとアナウンスした。同社の累計資金調達額は7750万ドルに達しており、「ウォールストリート・ジャーナル」はオールバーズの企業価値が14億ドルに達したと報道した。

「信じられないほどの好調なスタートをきり、顧客たちからは思いもしなかった高い評価を得ることができた」とオールバーズの共同創業者でCEOのジョーイ・ズウィリンガーはフォーブスの取材に応えた。

サンフランシスコ本拠の同社は、ズウィリンガーと元サッカー選手のティム・ブラウンが立ち上げた企業だ。オールバーズの売上は当初、ズウィリンガーが5年間で達成を目論んでいた額に、わずか1年足らずで到達したという。

「事業がうまくいったというよりは、計画を立てるのが下手過ぎたというべきかもしれないな」とズウィリンガーは笑いながら話した。

オールバーズの成功の一因はタイミングだった。アパレルの主流がカジュアルに向かうなかで、スポーツウェアを普段着として着る人も増えた。職場でスニーカーを履く人も増加し、プレミアム感のあるシューズの需要も高まった。オールバーズのスニーカーは快適さを追求すると同時に、環境に優しい素材を用いていることをアピールした。

昨年発売したランニングシューズはユーカリの繊維で作られ、夏の間でも快適な着心地を実現した。35ドルで限定発売したサンダルも好評となった。ズウィリンガーによると、顧客の多くはシューズの快適さと同時に、彼らが打ち出すサステナビリティに共感してくれる人々だという。

新たに調達した資金でオールバーズは事業を拡大する。同社は既にニュージーランドやオーストラリア、カナダにも市場を広げたが、今後は英国にも進出し、その他の海外市場も視野に入れている。ウェブ中心に販売を行うオールバーズの店舗は現在、サンフランシスコとニューヨークの2店舗のみだが、英国進出と同時にロンドンに3店舗目を開く計画だ。

編集=上田裕資

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