自分にぴったりのキャリアを見つける5つのステップ

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3. 全て満たすものを探す

あなたの得意なこと、企業が必要とすること、あなたがしたいことは全て違うかもしれないが、この3つを全て満たすものを探す努力をすることが重要だ。そうすれば、最適なキャリアパスが見つかる。役職よりも関心や趣味、スキルを考え、これをどのように仕事に変換するかを考えよう。

この作業を進めるときには、過去の経験を将来の参考にしよう。今までの仕事で楽しかったことは何だろう? 逆に嫌いだったものは? 自分の価値観や情熱、スキルを知ることで、どのようなキャリアを追い求めるべきかを理解できる。こうした要素に注目すれば、あなたの特定の才能を必要とするキャリアを積極的に探し求めることができる。

4. 人脈作りに取り組む

新たなキャリアを積極的に探している場合も、自分が進むべきキャリアパスを何となく見つけようとしている場合も、状況の見極めに効果的なのが人脈作りだ。多くの人に会えば会うほど、労働環境やそこで働く人の様子、仕事の満足感などについて、より多くの見識が得られる。特定の仕事を探している場合、人脈作りは欠かせない要素だ。リンクトインに掲載された、米人材コンサルティング企業アドラー・グループ(The Adler Group)の調査によると、求人の85%は何らかの人脈を通じて採用が決まっている。

5. メンターに尋ねる

良いメンターを持つ価値とその力を軽視してはならない。キャリアを転換したとき、私は自分一人では取り組めないことが分かっていた。そこで私は最高の存在から学ぶことを決め、メンターを活用することにした。

メンターには、報酬を支払って指導してもらうタイプや、あなたの立場で同じことを実践したことのある人、仕事であなたを擁護してくれる人まで、さまざまなタイプの人がいる。どのようなタイプであれ、適切なメンターを選べばあなたを導き、キャリアの改善を支援してくれる。

夢のキャリアを見つけるのは容易ではないし、その道のりは怖いものかもしれないことは私も理解している。また、その時のことはよく覚えている。しかし、困難な道のりに価値がないわけではない。人生のうち、仕事をして過ごす時間は、平均1人9万時間と言われている。自分が満足し、自分の価値観と合っていて、自分の才能を活用できるようなキャリアを追求することで、その時間を自分に有利になるよう使いたいはずだ。あなたには、そこにたどり着く力がある。そしてあなたは今、その取り組みを始めるためのツールを手にしている。

翻訳・編集=出田静

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