誰かに取って代わられた悲しみ 乗り越えるための4つの方法

Zivica Kerkez / Shutterstock.com


自分に、悲しみに浸る時間を少しだけ与えよう。この場合は実際、慰め会を開くことが効果的なこともある。私たちは、悲しみを否定してしまうことがあまりに多いが、それでは回復が遅れるだけだ。自分の持つ全ての感情に向き合うことに時間をかけ、それから自分自身の立て直しを始めよう。

3. 自尊心の揺らぎに対処する

自分が置き換えられていると感じると、自分の価値を疑ってしまうことがある。元々自分の役割だったところに後任者が現れると、自尊心と自信は大きな影響を受けてしまいかねない。元配偶者や友人、雇用主が新たな人に満足しているように見えると、状況はさらに悪化する。

元恋人が新しい人を見つけたことで傷ついている場合、何らかの正当な理由であなたと元恋人との関係はうまくいかなかったことを覚えておくことが重要だ。相手がこれから一生独身でいるほど、自分は素敵な恋人だったと考えたいかもしれない。しかし、それは非現実的だ。相手の現状や恋人についてくよくよ考える代わりに、自分自身の幸せを見つけることに注力しよう。

友人が他の誰かと映画を見に行った、上司があなたの後任を素早く見つけたなどの場合、おそらくあなたは不安を感じていることだろう。しかし、自分が誰かの唯一の友人になることは期待できないし、元職場が機能するには空いているポジションを満たす必要がある。自分の期待値を調整すれば、すぐに気分が改善するはずだ。

4. 前に進み、一段上のレベルに到達する

誰かに置き換えられたと感じ、落ち込んでいる場合は、感情を整理する時間を持ち、その後は意識的に前に進む決断をしよう。心の痛む出来事を克服するには数日(あるいは数週間)かかるかもしれないが、時間をかけてしっかり考えれば、より楽になるはずだ。

自分の素晴らしい点に注目しつつ改善点に取り組み、視点を失わないように。信頼できる友人に、自分の感じていることについて打ち明け、前向きな人と交流する。この厳しい時期を乗り越えれば、今までより賢く、自己意識に優れた強い存在になることができる。

翻訳・編集=出田静

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事