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2018.10.13

ヘンリー王子とメーガン妃、初の長期外遊へ 16日間で4カ国歴訪

ヘンリー王子とメーガン妃(Photo by Karwai Tang/WireImage)


もう一つの目玉となっているのが、シドニーで開催される傷病兵の国際スポーツ大会「インビクタスゲーム」だ。夫妻の婚約発表の2カ月前にトロントで行われた昨年の大会は、2人がカップルとして初めて公の場に出たイベントであり、このスポーツ大会は2人にとって特別な意味がある。

王子夫妻は今回の外遊でさらに、フィジーの森林保全計画に地元住民の参加を促す活動から、オーストラリア・フレーザー島における持続可能な観光の宣伝まで、さまざまな環境保全活動にも注力する。

また、2014年に幼きジョージ王子を連れてオーストラリアを訪問した兄のウィリアム王子とキャサリン妃の軌跡をたどり、ジョージ王子が自分にちなんで名付けられたビルビー(砂漠に生息する有袋類の一種)と触れ合ったシドニーのタロンガ動物園も訪問する。ヘンリー王子夫妻は、同園の新たな科学・学習会館の開館式に出席し、繁殖プログラムの一部であるコアラの親子にも会う。

フィジーでは、2人はそれぞれ別のイベントに出席する。ヘンリー王子はソロ・イ・スーバ森林公園で飾り板の除幕式を行うほか、絶滅に瀕した地元原産の木を植樹し、児童らや保全活動家らと面会する。一方メーガン妃は、英高等弁務官邸宅での茶会に参加し、太平洋沿岸諸国の市場で女性のエンパワーメントを推進するプロジェクト「Markets for Change」について話を聞く予定だ。

編集=遠藤宗生

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