ビジネス

2018.10.30

ボランティアとは違う、私が「プロボノ」を勧めたい理由

shutterstock.com


私は、このプロボノを色々な人にお勧めしたいと思っています。

厚生労働省所管の独立行政法人 労働政策研究・研修機構が2018年9月に発表した調査によると、「副業・兼業を新しく始めたい」と回答した人は23.2%、「機会・時間を増やしたい」と回答した人は13.8%でした。その理由のトップは「収入を増やしたい」と回答した人が85.1%だったそうで、そのためいわゆる“アルバイト”をする人が多いと聞きます。

もちろん理由は人それぞれだと思いますが、貴重な時間をアルバイトに費やして行くのは少しもったいないのではないでしょうか。

「日本人はプロフェッショナルではなく、プロサラリーマンとして働いている」と言っていたのは誰だったでしょうか。いきなり今の働き方が欧米化する必要はないと思いますが、プロとしてどんな価値を世の中に提供できるのかが、これからより求められるようになってくるのではないでしょうか。

そのためにプロボノは、“自分は何ができるのか”を知るための一つのツールであると思っています。Project SCRAMBLEでは、サンドボックス(色々なことが試せる環境。砂場が語源)的な存在として、できることを知り、試し、そして新しいキャリアを創って行くきっかけになればと思っています。

連載 : 「働き方を選択できる社会」を創るストーリーたち
過去記事はこちら>>

文=藤本 あゆみ

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事