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「働き方を選択できる社会」を創るストーリーたち

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今私は、at Will Workの代表理事としての仕事と、Plug and Play Papanのマーケティング/コミュニケーションディレクターとしての仕事、2つの仕事をしています。こうした働き方を、副業・兼業という人もいるし、パラレルワークという人もいるし、最近はポートフォリオキャリアと呼ぶ人もいます。

そして実は、この10月からもう一つ始めたことがあります。それは「Project SCRAMBLE(プロジェクトスクランブル)」というものです。

「“1年間限定”の新型コミュニケーション実証実験」と銘打ったこのプロジェクト、社団法人でもなく、ましてや会社でもなく、様々な人に関わっていただきたいと思って“プロジェクト”という形にしました。発起人グループには、様々な企業や団体の人に入ってもらっています。

さて、このプロジェクト。何をするのか……というと「色々やります」としかまだ言えないのですが、“何かしたい”と思っている人に関わってもらえるようなものをやっていこうと思っています。その時に大事にしたいのが「プロボノ」という考え方です。

プロボノとは、ある分野の専門家が持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献する活動のことを言います。海外ドラマではよく、法律事務所の人が「プロボノ、ちゃんとやって!」と怒っているシーン、見たことありませんか?

プロボノの語源はラテン語。「公共善のために」を意味する「pro bono publico」の略なんだそうです。アメリカやイギリスの法律関連職の人々が無報酬で行う公益事業のことを指していました。

いまでは弁護士だけではなく、公認会計士、中小企業診断士、コンサルタント、金融、営業、クリエイティブ、システム・IT、調査・分析、そしてマネジメントに至るまで多岐にわたる職業のビジネスパーソンが、プロボノ活動を行っているそうです。最近はNPOにプロボノで参加する、なんて人も増えてきたようです。

ではボランティアと何が違うのでしょうか。無償でやるんだから一緒でしょ? と思う人もいると思いますが、「専門家として持っている知識・スキルを活かした社会貢献」というところに違いがあります。プロとして関わる、ということは、結果を出す、ということを意識せざるを得ません。

同時に、自分はどんなことができるのか、自分が持っている知識やスキルが別の環境でどんな結果に結びつくのかを知ることができるということでもあります。

文=藤本 あゆみ

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