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当初から米市場に狙い

調査会社グランドビューリサーチによると、エンタープライズサーチ(企業内検索)市場は、2024年には89億ドル規模に達する見込みだ。さらに、ドゥセーニュによればこの数字には、マーケットプレイスやその他の消費者向けサイト内検索サービスが含まれていない。

アルゴリアの急成長の理由の1つには、ベンチャー・ファンドのYコンビネーターの支援を受けており、事業に対するシリコンバレーのアプローチに親しんでいることがある。さらに、アルゴリアはパリのオフィスでも英語を使い、立ち上げ当初から米国での顧客獲得を目指してきた。

共同創業者の二人は現在、事業をいかにスケールさせるかについて重要なことを学んでいるところだ。「あらゆる可能性を実現していくために、自社の独立性を維持したい。重要なのは資金ではなく学ぶことだ」という。

だが、同社は今のところ利益を上げていない。ドゥセーニュは、「同じような段階にあるその他の多くのSaaS(Software as a Service)企業と同様に、私たちは短期的な利益よりも成長のために投資をしている。その成長は持続可能であり、将来的にはより多くの利益を生むようになるだろう」と語る。

一方で同社は、同業他社の新規株式公開(IPO)には注目している。エラスティックは10月5日にIPOを実現したところだ。同社の今年5~7月期の売上高は前年比79%増の5660万ドル。だが、同期の純損失は1860万ドルだった。それでも取引初日には、株価は94.4%上昇した。

ブランドマーケティングに関する情報を提供する米アドウィークによれば、アルゴリアはフランスで「(時価総額が)10億ドルを超える可能性が高い」数十社のうちの1社だ。現在の速度を維持すれば、2020年には現時点のエラスティックの規模にまで成長しているかもしれない。だが、利益を出していないことを考えると、どうだろうか。追加の資金調達を行わずにそこまで成長することは、可能だろうか─?

編集=木内涼子

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