20代で世界を変えた、若きレジェンドたち


ENTERTAINMENT & SPORTS

エンタメ&スポーツは、最も若者が活躍しやすい領域と呼べるだろう。名前を聞いたことのあるスポーツ選手や俳優・女優は、だいたい30 UNDER 30に選ばれているかも!

ポルトガルの怪物ストライカー
クリスティアーノ・ロナウド / サッカー



レアル・マドリードの通算最多得点記録をもちヨーロッパの年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」を5度受賞するロナウドは、しばしば「世界最高のサッカー選手」と評される。自身の愛称をつけたファッションブランド「CR7」も展開中。ポルトガル代表がEURO2016で初優勝した功績を讃え、故郷マデイラ島にある空港は名称を「クリスティアーノ・ロナウド国際空港」に変更した。家では4児の父親。

「新たなる神話」のヒロイン
デイジー・リドリー / 女優



2015年から始動した『スター・ウォーズ』シークエル・トリロジーの主人公「レイ」役に抜擢されたことで一躍有名になったデイジー。BBCのインタビューでは「日本文化に夢中」と語るほどの親日家で、スタジオジブリの大ファン。16年にアメリカ版が公開されたスタジオジブリ『おもひでぽろぽろ』では主人公・タエ子の吹き替えを担当している。英国生まれで5人兄弟の末っ子。好きな食べ物はお寿司。

OTHERS

30 UNDER 30にはほかにも、サイエンス、社会起業家、教育、ゲーム、フード&ドリンクといったカテゴリーが存在する。さまざまな領域で選ばれた受賞者のごく一部を紹介しよう。

最年少ノーベル平和賞の活動家
マララ・ユスフザイ / 人権運動家



タリバン制圧下で教育の必要性を訴えた彼女は、15歳で頭部に銃弾を受けた経験からマララ基金を設立。17歳でノーベル平和賞を受賞した。2015年にはドキュメンタリー映画『わたしはマララ』が公開。本作ではパキスタンに伝わる民話を描いたシーンがアニメーションで表現されており、アニメ界のアカデミー賞といわれるアニー賞(美術賞)に輝いた。マララは現在、オックスフォード大学で哲学と政治経済を学ぶ。

日本が誇る社会起業家のパイオニア
大木洵人 / シュアール



「Tech for the Deaf」をスローガンに、遠隔手話通訳や手話キーボードといった「手話のIT事業」を多数展開。2013年に日本人として初めて30 UNDER 30に選出された。07年に独学で手話を学び始め、同年のNHK紅白歌合戦では一青窈の手話バックコーラスの制作・指導・出演をしている。趣味はトライアスロンと囲碁。

文 = フォーブス ジャパン編集部 イラストレーション = フィリップ・ペライク

この記事は 「Forbes JAPAN 世界を変える「30歳未満30人の日本人」」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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