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iPhone Xs と iPhone Xs Max(Hadrian / Shutterstock.com)

台湾の国立清華大学が、新型iPhoneについて大きな改善点を発見したことを明らかにした。国立清華大学によると、「XS Max」のOLEDディスプレイは、従来のiPhoneに搭載されている液晶(LCD)ディスプレイよりも眼に優しいことが科学的に証明されたという。

テストでMPE(最大許容露光量)を測定したところ、XS Maxは346秒と、iPhone7の288秒を20%以上も上回ったという。MPEは、スクリーンを見ることで網膜が炎症を起こすまでの時間を意味する。

MSS(Melatonin Suppression Sensitivity)スコアについても検証したところ、XS Maxは20.1%と、iPhone7の24.6%を下回ったという。MSSは、ブルーライトによって眼の細胞が受けるダメージを測定する指標だ。

つまり、iPhoneのヘビーユーザーにとっては、OLEDディスプレイを採用したXSとXS Maxの方が目の健康に良いことが証明されたのだ。廉価版のXRが、コスト削減のために新モデルの中で唯一LCDを採用したことを考えると、非常に興味深い調査結果だと言える。

一方でレビューサイトの「Anandtech」も新型iPhone に関する驚くべきニュースを報じている。アップルは、XSやXS Max、XRに搭載した新型のA12 Bionicチップが、iPhone 8や8 Plus、Xに搭載されていたA11 Bionicよりも15%高速になったと公表しているが、Anandtechの調査によってこの数字が間違いであることが判明した。

同社が独自に調査したところ、実際には40%も高速になっており、パワフルなデスクトップCPUに匹敵する性能だという。Anandtech によると、A12はCPUコア構成の変更やGPUのメモリ圧縮、A7以来最大となるキャッシュの増強といった点が新しくなっているという。

「アップルのマーケティング部門は、これらの改善点をあまりアピールしていない。アップルのSoCは、最近のAndroid用SoCに比べてエネルギー効率が高く、パフォーマンスも2倍近い。使用エネルギーを正規化すれば、アップルの方が3倍のパフォーマンス効率を発揮しても不思議ではない」とAnandtechは述べている。これは、驚異的な改善だ。

一方で、XSとXS Maxはバッテリー持ちが悪いこともテストによって明らかになっている。その原因は、アップルがバッテリーの角に丸みを持たせたことであり、形状を変えさえしなければ、もっと長持ちしたことも判明している。

編集=上田裕資

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