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I write about personal branding.

Rawpixel.com / shutterstock.com

いくら熱意のある従業員でも、面倒な仕事が続くと退屈に感じるものだ。「事務処理はうんざり」「また取引先へ電話を掛ける羽目になったら、気が変になる」「コピペ、コピペ、コピペの繰り返し……こんなことをするために大学を出たわけではないのに」

人工知能(AI)が驚異的な進化を遂げているのにもかかわらず、人間は依然として、メールへの返信、扱いにくいクライアントの対応、給与処理など、誰もが嫌う仕事の雑用から逃れられずにいる。しかし、面倒な業務のせいで社員のやる気が削がれることを避ける方法はある。

興味を持てない仕事のせいで思考のないロボットになったかのような感覚を克服するには、まず自分の考え方を変えることだ。

普段なら気力がそがれてしまうような仕事でも、きょうはクリアな頭でやすやすと、さらには楽しみさえも感じながら全うできた、という経験は誰しもにあるだろう。その違いは恐らく、いつもとは違うものの見方にある。

経営幹部からの思いがけない褒め言葉を受けて、気分が軽くなったのかもしれない。あるいは、新しい同僚が飛ばした冗談が、憂鬱な月曜日に笑いをもたらしたのかもしれない。何があったにせよ、その出来事によって自分の中のリズムが、どんよりとした葬送歌から気分を高めるロックへと変わったのだ。

滅多に訪れないこうした出来事をただ待つ必要はない。たとえ1カ月で5回目となる大規模データベース更新を命じられたとしても、モチベーションを保ち続けるのは思ったより簡単だ。以下に、退屈な仕事を乗り切るための4つのヒントを紹介する。

1. 平凡の中にマジックを見出す

同僚の助けを借り、フレッシュな目で自分の仕事を積極的に見直してみよう。QEOインシュランス・グループのデービッド・ディジア最高経営責任者(CEO)は、同僚の協力を得て、“平凡の中のマジック”を見出そうとしている。

例えば、ディジアは年に1度、年間を通じて定期的に見てきた情報を集約しただけの年次監査報告書を受け取っている。その際、報告書に書かれた数字に目を通してさっさとチェックを終わらせるのではなく、同僚とのより大局的な意見交換のきっかけとしてこのデータを使っている。

「同僚からの声に真剣に耳を傾け、彼らと協力することで、新たなアイデアやイノベーションを生み出せる」とディジアは語る。「これによってルーチンワークを刷新すると同時に、チームに対して自分がきちんと考えていることも示せる」

編集=遠藤宗生

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