ビジネス

2018.10.09

在宅勤務を生産的にする3つのコツ

Daxiao Productions / Shutterstock.com

できることなら自宅で働きたいと思う人は多いが、毎日職場に向かうことを好む人もいる。理由の一つは、職場のデスクの方が、パジャマを着てベッドでノートパソコンを手に働くよりも集中しやすいからだ。

これには筋が通っている。上司や職場の同僚の監視の目もなく自分一人で仕事をしている場合、規律を守って生産的に働くのが難しいこともある。

それでも、在宅勤務をしているときの方がより多くの仕事をこなせる人もいる。これは、誰にも見られていないときの方が、成果を出すプレッシャーを感じるからかもしれない。ネット上でインテリアデザインサービスを提供する企業、モジー(Modsy)のスタイルディレクター、アレッサンドラ・ウッドもその一人だ。同社は、小売店大手で購入可能な家具を自分の部屋に配置できる、本物さながらの3次元デザインを提供している。

アレッサンドラは、自宅で生産的に働くためには、生産性を最大化するよう空間をセットアップすることが必要だと考えている。在宅勤務は自分に合わないと決めつける前に、アレッサンドラが共有する、自宅オフィスで生産的な1日を送るコツを実践してみよう。

1. 作業専用スペースをデザインする

ベッドルームでもリビングでも、あなたのオフィスとなるスペースを見つけよう。職場の作業スペースと同様、その空間にデスクやノートパソコン、ノートや棚など必需品を用意する。仕事専用の空間を持つことで、楽に「仕事モード」に入ることができる。要は、職場の作業スペースの環境を再現するのだ。個人的なスペースと自宅オフィスを分けることができれば、より楽に仕事を終えることができる。

2. 照明が良い部屋を選ぶ

自然光ほど良い雰囲気を作ってくれるものはない。自分の部屋に窓がある場合、アラームを使わず日光の力で自然に目が覚めることに気づくことが多いだろう。暗い部屋で読書をしたりコンピューターを使ったりすると、眼精疲労と頭痛を感じるかもしれない。一方で、明るい光はエネルギーを増大させ、生産性を向上させてくれることもある。

とはいえ、外が暗くなったら人工的な照明に頼るしかない。アレッサンドラは、自宅の作業スペースでは間接照明と作業照明を併用することを提案する。デスクランプとフロアランプを置くことで、自宅オフィスに気品が生まれる。また、電球は適切なものを選ぶこと。紫外線を放出する電球は目に害があるので気をつけよう。
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翻訳・編集=出田静

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