フリーランスが活用すべき4つの受動的な収入源

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この方法を選んだ場合、最初に多くの作業をこなす心の準備をしておくこと。こうした製品を売る前に、製品を作成・テストし、完璧に仕上げることが必要だ。しかし、最初の投資は何倍にもなって返ってくる。また、物理的な製品を作っているわけではないため、生産コストはかからない。しかし、商品開発とその後のマーケティングにはある程度の時間をつぎ込む必要があるため、業務スケジュールを少し空けておく必要があるかもしれない。

3. 書籍の自費出版

本の出版は、新たな収入源を作ることだけが目的ではなく、あなたの権威と信頼性を構築する強力な方法でもある。ブログの投稿やプレゼンテーション、記事、ビデオなどのさまざまな教育用コンテンツを、まだ共有していないノウハウと合わせたところを想像しよう。こうしたインサイトを使えば、読者の心を動かす本を1冊(あるいはそれ以上)執筆し、顧客を引きつけて追加収入を得ることができる。

自費出版には、非常に高い利益を生む収入源となる可能性があるが、時間と資金の投資が必要だ。また、検討すべきことは多く、それが自分の専門外な場合もあるため、最初から適切な支援を得ることがとても重要だ。

人気の書籍作成・販売・マーケティングコンサルタントのローリー・カラザーズは、10万ドル(約1100万円)規模の資金を投資した出版には、慎重な準備と計画が必要だと話す。「ベストセラーは素晴らしい才能からのみ生まれるものではない。これらは、考え抜かれたマーケティングと周到に準備された出版キャンペーンのたまものでもある。良い文章を書くだけではもはや十分ではない。一つ先を見据えて、初稿を書き上げる前から読み手を本に慣れ親しませることが必要だ」(カラザーズ)

4. ブログの執筆

ブログの執筆自体は直接収入に結びつかないが、ここに挙げた機会点の多くを最大化する土台となる。ブログの執筆を通し、自分の考えや専門知識を共有できるため、信頼とソートリーダーシップが向上する。この2つはどちらも、あなたの製品やサービスに投資を行う意欲を人々にもたらすものだ。

また、アフィリエイトマーケティングからの収入を得たい場合は、ブログがアフィリエイトサイトへと自然につなげるコンテンツ源になるかもしれない。生産性ツールを販売する会社のアフィリエイトマーケティングの場合は、自分がタスクを管理する上で抱える課題について投稿し、こうしたツールに助けられていることを書く。

キャッシュフローの問題を理由として、会社勤めに戻ってはいけない。その代わり、あなたの専門知識を使ってその他の収入を生む機会を活用しよう。何をしなくても金が手に入るわけではないが、確実に収入を増やし、経済的な安定性を手に入れることができる。

翻訳・編集=出田静

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