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経済を動かす「女子」の秘密

jreika / shutterstock

すっかり日本に定着した感のあるハロウィン。カボチャやオバケ、さらには仮装とフォトジェニックなイベントは女子との相性抜群のため、街で、家で、気心の知れた仲間と楽しむ盛り上がりは、今年もたぶん変わりません。

インスタグラムで、「#ハロウィン」とハッシュタグをつけて検索すると、出てきた投稿は317万件(10月1日時点)。一年のイベントの中では「#クリスマス」は457万件とまだまだ王者の風格を見せていますが、「#バレンタイン」は202万件で、ハロウィンとの近年の盛り上がりの差が如実に表れている模様です。

インスタグラムの投稿数ではなく、その内容に目を向けて気づいたのは、今、「ハロウィン=仮装」ではなく、「ハロウィン=かぼちゃ祭り」なのだということ。ジャックオランタンやお化け、こうもりなど、ハロウィンのモチーフを用いた、かぼちゃのスイーツの画像が多く出てきます。

ハロウィンの盛り上がり循環

昨年も気づいたことですが、ハロウィングッズが充実するなか、女子たちが「自分たちの好きに飾り付けする」という流れがあります。ただ、そんな彼女たちも、潔くプロに降参するのがスイーツという土俵。手づくりのハロウィンスイーツを楽しむという「波」もあるのでしょうが、スイーツに関しては、プロの技術が光る繊細なハロウィンスイーツの投稿が目立ちます。

ラグジュアリーホテルの面々が、ほぼ漏れなく、「ハロウィンアフタヌーンティー」に本気を出してきたのが2018年だということも、偶然ではないでしょう。以前から季節の素材を生かしたアフタヌーンティーは多かったのですが、今年は「ハロウィンアフタヌーンティー」と謳ったものが、ぐっと増えた印象です。



ジャックオランタンの顔を飾り付けたパンプキンのモンブラン、お化けのクッキーにこうもりのチョコレート。ハロウィンのテーマ性と世界観が、アフタヌーンティーと非常によくマッチしたのだと推察されます。

元々ハロウィンという季節のイベントを楽しみたいニーズが高まっていくところに、各所でハロウィンをテーマにしたアプローチが開発され、それがまたムードを高めて盛り上がりを加速させる循環が出来上がっているように感じます。

この循環は、きっとこれからハロウィン以外の季節のイベントでも発展していくことでしょう。季節の素材を味わわせてくれるだけでなく、季節のモチーフやストーリーを表現したものが増えているのがこのところの特徴です。

季節の移り変わりが魅力の日本。その季節に光を当てたメニュー開発が、より日本の季節を楽しませてくれる流れは、今後もますます加速するのではないでしょうか。

連載 : 経済を動かす「女子」の秘密
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文=山田茜

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