フォーブスはこのほど、レボリューションと共同で、向こう10年間にスタートアップの資金調達が活発になると見込まれる米国内の10都市圏を特定した。
調査会社のピッチブックとムーディーズ・アナリティックス、カウフマン・ファンデーションから得た情報に基づき、以下をはじめとする項目について30の大都市圏を比較した。
─事業・生活の双方におけるコストに関する13の基準、教育水準、所在する大学、起業件数、労働年齢人口の増加率、VCによる投資(件数、金額とその増減率)など
また、調査においては過去3年間にVCから最も多額の資金を調達した以下の10の都市圏を対象外とした。
─サンフランシスコ、ニューヨーク、ボストン、サンノゼ、ロサンゼルス、サンディエゴ、シアトル、シカゴ、ワシントンD.C.、オースティン
調査の結果、スタートアップへの投資額の増加が見込める10都市圏は、以下のとおりとなった(数値は左から、過去3年間の投資額、ビジネスコストの全米平均との差、生活費の全米平均との差)。
1. コロンバス(オハイオ州):3億7100万ドル、-2%、-6%
2. セントルイス(ミズーリ州):6億7100万ドル、-8%、-6%
3. アトランタ(ジョージア州):29億ドル、-7%、+2%
4. デンバー(コロラド州):23億ドル、+4%、+13%
5. ボルティモア(メリーランド州):10億ドル、+11%、+6%
6. シンシナティ(オハイオ州):3億5800万ドル、-7%、-9%
7. ポートランド(オレゴン州):9億5100万ドル、±0、+13%
8. フィラデルフィア(ペンシルベニア州):26億ドル、+2%、-4%
9. ミネアポリス(ミネソタ州):17億ドル、+2%、+2%
10. シャーロット(ノースカロライナ州):8億8100万ドル、-12%、-2%