ビジネス

2018.10.02

忠誠心のない上司が持つ3つのサイン

MinDof / Shutterstock.com


私の知るトップレベルのリーダーの中には、自分のリーダーシップに値をつけている人もいる。それはつまり、チームのために最高の仕事ができると思うときのみ、リーダー職を引き受けるということ。自分ができると判断した時は前に進み出るが、そうでない場合は身を引いて他の候補者に譲る。これこそが、より高いレベルでの忠誠といえる。

良きリーダーであれば、忠誠の要求は昇給の要求と同じだと理解している。忠誠を求めるなら、自分がさらに投資する価値がある存在であることを示す必要がある。他人や組織の利益のために尽くすことで、忠誠を示すのだ。

マーク・トウェインは、「国家に対しては常に忠誠を尽くす。政府に対しては、その価値がある場合に忠誠を示す」と記した。これは1世紀以上も前の言葉だが、昨日書かれたとしても不思議ではない。大義は個人に優先するものであり、忠誠は個人でなく理想のための奉仕の上に成り立つものだということを、この言葉は思い起こさせてくれる。

編集=遠藤宗生

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