「記憶に残る」バスケ殿堂スピーチ、誰もが学べる3つのポイント


これら3つの教訓は、どんなスピーチやプレゼンにも応用可能だ。

1. インスピレーション

スピーチは最初から完全な形で現れない。全ての講演者はインスピレーションを必要としている。素晴らしいスピーカーのスピーチを研究しよう。インターネット上にはさまざまなスピーチを集めたサイトが豊富にある。

2. 視点

スピーチやプレゼンで最も一般的なミスは、全てが自分の話になってしまうこと。営業担当者の大半が、商品の機能よりも、相手がそれを使うことで得られるメリットを売り込むべきだということを忘れている。それと同様にスピーチも、焦点を当てるのは相手、つまり聴衆でなければならない。

3. 構造

パワーポイントやキーノートなどの現代の技術により、プレゼン作りはシンプルなものになるが、明確な論理構造を失ってしまうことがあまりに多い。内容の行程表を作り、それにきちんと従うようにしよう。

また、ベン・コーエンが他に指摘したウェルツの良かった点(準備をすることと、簡潔なスピーチにすること)もお忘れなく。

編集=遠藤宗生

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