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2018.10.15

新時代の教育論、人を前向きにさせるある「想い」とは

左:池田祥護氏 中央:下村博文氏 右:青木仁志氏


己より優れた者を集めること


日本JC第67代会頭 池田祥護氏

テクノロジーが急速に進化する時代にあって、真の成功と幸福を得るために最も大切なことは何か。人を育てるプロの下村博文先輩と青木仁志先輩は、それを「志の力」だと指摘する。

志をもつということは、利他主義として自分が社会のために何をなし得るかを定めることである。そこでは、次の3つの能力を高めることがポイントとなる。
 
第1は、クリエイティビティだ。例えば自分の会社がマーケットで生き残るために、どうしたらいいかを問い、考え抜く。言わば、無から有を生む企画力、創造力である。そうした能力をもっている人たちをどれくらい仲間として集められるか。あるいは自分自身がもてるかどうかがカギとなる。
 
第2は、ガバナビリティ。多くの人が集まれば多種多様な意見が飛び交う。それをいかにまとめるかが重要となる。JCはまさに打ってつけの訓練の場だ。個人商店にいては、なかなか育まれない。
 
第3は、ホスピタリティ。すなわち人に対する思いやりや、優しさ、慈しみだ。
 
この3つは、現在の学校教育で特に欠けていることだと言われており、自己流で高めていくことは難しい。

だからJCのような組織や、青木先輩が実践しているような人材育成プログラムで学ぶことが求められる。いろいろなところで自ら学ぼうとする意欲をもてばもつほど、力は伸びていくと思う。
 
前述したように大事なことは、仲間をもつということである。1人でも会社はできるが、そこに社員が10人いたら、あるいは1000人、10万人いたら可能性は無限大に広がる。地域を、日本を、世界を、そして人類を変えていく力というのは、仲間をどれくらい集められるかである。

「 己より優れた者を周りに集めた者、ここに眠る」
 
アメリカの鉄鋼王、アンドリュー・カーネギーの墓碑に刻まれた言葉である。青木先輩は「これぞまさに経営管理の極意だ」と指摘する。知の巨人、ピーター・F・ドラッカーも「この言葉ほど大きな自慢はない。これほど成果を上げるための優れた処方はない」と述べている。
 
志を共にする多く相棒を探してほしい。それを常に意識するか、しないかによって、その人の人生は大きく違ってこよう。自分、そして仲間の成功と幸福は、そんなたった1人の志から始まるのだ。





『志の力』
下村博文・青木仁志著(アチーブメント出版、2017年)
人生は選択できるという前提/感謝の心/今日一日を生き抜く/志をもって生きる人々との出会い/自己肯定感。「志」を育むには、そんな5つのカギがあるという。文部科学大臣としての教育改革を主導した衆議院議員、下村博文氏。気鋭の人材教育コンサルタントとして38万人の研修をしたアチーブメント代表取締役社長、青木仁志氏。人を育てる2人のプロが解き明かす、未来の人生哲学。

Promoted by We Believe Text by Hideyuki Kitajima (Forbes JAPAN) Photographs by Masahiro Miki Hair & Make-up by Masaki Yoshinaka (Perle management)

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