ビジネス

2018.09.28 07:00

セミナー後のアンケートでわかる、成長する人しない人

GaudiLab / shutterstock.com


さらに重要なのが、やってみた後に、「何ができないのか」「何を知らないのか」に気づくことです。それが分かれば、あとは行動するだけです。娘の場合なら、イタリアに行ったときにわからないメーカーがあったので、エンブレムをスマホで撮影して、グーグルレンズや画像検索で調べました。
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そして僕に「パパ、イタリアではフィアットが多いんだよ」と教えてくれます。それくらい習慣化してくると、「あれ、ヨーロッパでは日本車より韓国車が多いね」という風に、マーケティングの目が自然と育つのです。

セミナーで話を聞いて、自分が興味を持ったとき、同時に「どうやって自分の行動に落とし込めるか」というところまでレールを引っ張ってあげましょう。そうすれば、あとは日常の中で自走します。だから、アンケートをその行動宣言の場として、活用していただきたいのです。
 
セミナーなどのアンケートは、どうやって日常に落とし込めるかを考え、その行動宣言をする機会です。それをいつやるのかも書くといいです。せっかくお金を払ったり時間を使ったりしているわけですから、登壇者とのコミュニケーションの機会ではなく、明日からの自分が何をするのかをアウトプットする場だと捉え、活かしてみてはいかがでしょうか。

連載 : 働き方革命最前線 ─ポストAI時代のワークスタイル
過去記事はこちら>>

文=尾原和啓

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