米大学で専攻すべき分野、1位はSTEMの「アクチュアリー学」

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一方、大学の専攻分野で卒業生の平均年収が最も低額になるのは、(絵画、彫刻、美術史、演劇・舞台美術など一般的な専攻を除く)その他の美術だった。平均年収は4万855ドル。失業率は、ほかの専攻分野と比べて最も高い(平均の3倍を超える)9.1%となっている。

専攻分野ランキング

バンクレートは、米統計局が行った2016年米地域社会調査からデータを収集。1万5000人以上が専攻した162の専攻分野と卒業後の就労状況などについて分析を行った。その結果から明らかになった専攻分野のベスト5とワースト5は、以下の通りだ。

以下、左から順位、専攻、平均年収、失業率、修士以上の学位取得者の割合を示している。

1. 保険数理 10万8658ドル、2.3%、22%
2. 動物学 11万1889ドル、1.4%、68%
3. 原子力工学 10万8591ドル、1.8%、48%
4. 医学関連(生物・物理・解剖・生理学など) 13万308ドル、2.3%、78%
5. 応用数学 10万5679ドル、2.0%、51%
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158. 視覚芸術 4万3996ドル、4.0%、23%
159. 化粧学・ 調理学 4万2362ドル、4.7%、8%
160. 臨床心理学 5万1022ドル、4.8%、74%
161. 原稿執筆・演説 4万4211ドル、4.9%、26%
162. その他美術 4万855ドル、9.1%、13%

編集=木内涼子

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