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ポール・マッカートニー(Photo by Scott Legato/Getty Images)

先週、突如リリースした新アルバム「カミカゼ」を全米アルバムチャート1位に送り込んだ45歳のラッパー、エミネムは、彼よりも30歳以上も年上のベテランシンガーとの激突に直面している──。エミネムから首位の座を奪おうとしているのは、76歳のポール・マッカートニーだ。

ビルボードによると、エミネムの「カミカゼ」は発売2週目に12万ユニットを達成する見込みだ。一方で、9月7日にリリースのポール・マッカートニーの新作「エジプト・ステーション」は、既に11万5000ユニット達成が予測されており、チャートの集計時点でさらに伸びることも見込まれる。

仮にマッカートニーがエミネムから首位の座をもぎとったとしたら、「エジプト・ステーション」は、彼にとって1982年の「タッグ・オブ・ウォー」以来の全米ナンバーワンアルバムになる。

エミネムとマッカートニーのアルバムは今週、ほぼ同等のセールスを記録しているが、その売上の構成比率には大きな違いがありそうだ。ニュースサイト「Hits Daily Double」はエミネムのアルバムの売上の大半は、ストリーミングによるものだと述べている。一方で、マッカートニーの「エジプト・ステーション」の売上のかなりの部分は、物理的セールスによるものだと見込まれる。

エミネムとマッカートニーの両者は今週、激しいプロモーション合戦を繰り広げている。エミネムはユーチューブ上に公開したインタビューで、以前から彼との確執が伝えられるラッパーのマシン・ガン・ケリーを「あの小さいクソ野郎」と楽曲で罵倒した件の詳細を語った。

一方でマッカートニーは9月7日、ニューヨークのグランド・セントラル駅でサプライズ公演を行なったほか、「GQ」の巻頭インタビューでは、ビートルズ時代にメンバーがジョン・レノンの自宅に集まり自慰行為を行なったことや、ジョージ・ハリスンが17歳で童貞を喪失し、みんなで祝福したといった赤裸々なエピソードを披露している。

編集=上田裕資

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