Close RECOMMEND

アドテク、企業、ベンチャーキャピタルやニューヨークのベンチャー企業について執筆するスタッフライター


隠居生活には6週間で飽きた

カンは、2年ほど前までは複数のスタートアップに関わる生活を考えていたというが、現在は100名以上の社員を雇い、経験のない法律の分野で奮闘している。彼は隠居生活を試してみたものの、肌に合わなかったという。

「スキーやカードゲーム三昧の生活には6週間で飽きてしまった」と彼は話す。彼は、レイ・ダリオなどビジネスリーダーの著書に感化され、自らを成長させるために再びスタートアップを立ち上げて苦労を味わいたいと考えたという。「ホームランを狙ってフルスイングをし続けたいと考えた」とカンは述べている。

Atriumは、カンの経歴やコネクションのお陰もあってこれまで順調に事業を拡大してきたように見えるが、実際には初期の社員を解雇したり、多様なバックグラウンドを持つ社員をまとめるカルチャー作りに奮闘するなど、苦労の連続だったという。

カンにとって弁護士事務所は未経験の領域だが、実はTwitch時代もゲームのライブストリーミングは好きではなかったのだという。カンが関心を持っているのは市場機会や基礎となるテクノロジーであり、4500億ドルの規模を誇る法律サービスは彼にとって魅力的な市場だと言える。「昔よりも弁護士をありがたく思うようになった」とカンはジョークを飛ばした。

編集=上田裕資

PICK UP

あなたにおすすめ