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アドテク、企業、ベンチャーキャピタルやニューヨークのベンチャー企業について執筆するスタッフライター

Khakimullin Aleksandr / Shutterstock.com

ペイパルやネットフリックスといった有名企業のインフラを影で支え、「サーバのダウンを警告する」などの縁の下の力もちポジションで、彼らを支えるスタートアップが、創業9年の「PagerDuty」だ。

PagerDutyの世間的認知度はさほど高いとはいえないが、クラウド企業としての評価額は10億ドルを突破している。同社は9月6日に9000万ドルの資金を、T. Rowe Price Associates やWellington Managementから調達した。また、VC業界からはAccelやAndreessen Horowitz 、さらにBessemer Venture Partners らが参加し、PagerDuty の企業価値は13億ドル(約1440億円)を突破。累計資金調達額は1億7300億ドルに到達した。

同社CEOのJennifer Tejadaは「今後の業務拡大に備え、新規のパートナーを迎えることは必須の課題だった」と述べた。

Tejadaによると、PagerDutyは今回、約4週間で資金調達を行なったが、これは空前の強気市場を背景としたものであり、そのモメンタムを最大限に活かしたという。

2017年のフォーブスの「クラウド100」リストにPagerDutyは41位で登場したが、評価額は開示せず10億ドルだったと伝えられる。今回の新規資金調達は、新たな出資元限定で、将来的な売却も視野に入れているという。

TejadaがPagerDutyに参画したのは2016年7月で、前任者の共同創業者Alex Solomonのポジションを受け継いだ。ここ数カ月の同社の経常収益は年間で1億を上回るレベルに成長しているが、その背景には2つの要因があるとTejadaは話す。

現在のPagerDutyはスラックやGitHubと並んで成長企業に欠かせないツールとみなされており、クラウド上のパフォーマンス管理において必須のものとみなされている。大企業がデジタルへの移行を進める上でも欠かせないツールの一つにあげられている。

PagerDutyが今後さらに投資を進めるのは、データのトラッキングであり、いくつかの企業の買収も視野に入れているという。

Tejadaは今後、PagerDutyが上場に踏み切る可能性についても視野に入れているというが、特定の期日や計画については明かさなかった。

編集=上田裕資

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