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dotshock / Shutterstock.com

カリフォルニア州本拠の「Armory」は、ネットフリックスが開発したソフトウェア開発支援プラットフォーム「Spinnaker」を最も初期に商用利用化したスタートアップ企業の一つだ。

コンテナやマイクロサービス、クラウドネイティブなテクノロジーの普及によって、ソフトウェア開発の現場は様変わりし、かつてないスピードでデプロイ(システムを利用可能な状態にする)が可能になっている。

SpinnakerはアマゾンのAWSやマイクロソフトのAzureなどに対応し、マルチクラウド対応のデプロイ自動化ツールとしては、業界トップクラスの評価を得ている。短期間で大手のクラウドプロバイダーのサポートを得ることに成功し、アマゾンやIBM、グーグル、マイクロソフト、オラクルはデプロイを簡単にするためのテンプレートやツールを作成した。

しかし、それでもSpinnakerのインストールや設定、管理は難しいため、Armoryは企業がSpinnakerを導入しやすくするために、商用版のSpinnakerの提供を開始した。

Armoryは2016年にBen Mappen、Daniel Odio、Isaac Mosqueraの3人によって設立された企業。彼らは2017年にYコンビネータを卒業し、シードラウンドには、YコンビネータやJavelin Venture Partners、Transmedia Capital、XYZvc、Liquid2の他、エンジェル投資家数名が参加した。

同社は8月23日、Crosslink Capitalが主導したシリーズA資金調達で1000万ドルを調達したとアナウンスした。今回のラウンドで調達総額は1400万ドル(約15.5億円)に達した。

Armoryのプラットフォームは、エンジニアチームをより効率化する機能を実装し、多様なクラウドプラットフォームでのデプロイを統合することで、マルチクラウド上での継続的デプロイメントを実現した。

Armoryはまだ設立から2年足らずの企業だが、既に数多くのフォーチュン20企業やグローバル企業を顧客に獲得している。クラウドネイティブでマルチクラウド対応のデプロイ自動化ツールが普及する中、商用Spinnakerを初めて提供した企業の1つとして、先行者利益を得ることになる。

編集=上田裕資

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