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RollingCamera / shutterstock

「ノー」という言葉はとても強力だ。私の幼い子どもは、この言葉を毎日あらゆる方法で使っていて、私はそのためらいのない使い方に感服している。

断りの言葉は、人に力を与える堂々とした美しい言葉だ。しかし多くの人はなかなか「ノー」と言えないでいる。悪習、社会の条件付け、同僚からの圧力、力関係などにより、頼まれたことを断りにくいこともあるが、最高のリーダーや最高経営責任者(CEO)は断る力を強化し、思慮深くもきっぱりと断る。

断る力を身に付けるには練習が必要だ。初めて意識的に自己主張したとき、特に職場では自分がまるで悪いことをしたかのように気まずく感じるかもしれない。仕事から逃れられないでいる人、あまりに多くのプロジェクトを抱えていて圧倒されている人のため、ここでは6つの上手な断り方を紹介する。

1. 自分の要望を明確にする

自分の最優先事項や目標が分かっていないとき、人は全ての頼みを受け入れがちだ。良い仕事をして上司を喜ばせることがあなたの目標であれば、頼まれたことは全て引き受ける必要があるかもしれない。しかしそうすれば、高過ぎる成果を約束したり燃え尽きたり、手を広げ過ぎているため質の高い仕事ができなかったりする。そのためこれは良い戦略とは言えない。

その代わり上司には、自分がしっかり仕事をして会社の理念や上司の役に立ちたいと思っていることを伝え、自分ができる最も重要なことは何かと聞く。主要な目標をきちんと理解しておけば、目標にはるかに集中しやすくなる。上司から関係のなさそうなプロジェクトを頼まれたら「私は現在、3つのプロジェクトを抱えています。私たちは〇〇を達成することに焦点を当てているので、プロジェクトDはこの目標の邪魔になるように思えるのですが、どうでしょう?」と言うことができる。

2. とりあえず断ることを習慣にする

多くの人(特に女性)は、まず「イエス」と答えるよう訓練されている。意識的に考えなければ、打診されるあらゆる要望に答えてしまう。疲弊してしまうのも当然だ。そこで実験として、1~2週間、自分のところにくる仕事は何であっても全て絶対に断るよう、自分に言い聞かせる。

恐ろしいと感じるかもしれないが、自分の既定の返答パターンを再考し、その行動を破壊する方法としては効果的だ。「今後2週間は締め切りのある仕事が詰まっているので、すみませんができません」と言えばよい。ここでの鍵は、言い訳をせずただ断ること。何が一番気まずく感じるか、どの頼みを断るのが一番難しいかに気を配る。

3. 頼む人に緊張感を与える

仕事を頼んでくるのは多くの場合、あなたの仕事量の全容を把握していない人だ。特に活動的なチームでは、仕事を頼まれてばかりですぐに仕事が山積みになってしまうことがある。自分に仕事を振ってばかりの同僚にはどう対処すればよいのか?

翻訳・編集=出田静

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