デジタルアート集団「チームラボ」が描く、境界のない世界(下)

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デジタルアート美術館「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」をオープン
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チームラボは先日、不動産大手の森ビルとコラボし、東京・お台場に世界に類を見ない全く新しいデジタルアート美術館「チームラボボーダレス」をオープンさせた。

新たな作品を含む約60点のインタラクティブ作品が1万平方メートルの空間に展示され、コンピューターが520台、プロジェクターが470台使用されている。各インスタレーションの間に境界はなく、各作品は部屋の間を自由に移動し、廊下を横切り、他の作品と交流し、時には融合する。
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代表的な空間には、光輝く無数のランプが人の存在に呼応してさまざまな色を放つ「ランプの森」、来場者が自分の身体を通じて、脳の海馬を成長させ、空間認識能力を鍛える創造的運動空間「運動の森」などがある。運動の森では、宇宙の星を探して弾力性のある特殊な布でジャンプしたり、輝く玉石を手掛かり・足掛かりにしてボルダリングを体験したり、鳥の群れが飛び交う3次元空間にロープで吊るされた板の上を歩いたりすることができる。

「大都市では、脳だけを使って世界を認識しようとしがちだが、身体全体を使って社会を認識することが非常に重要。これはとても実験的な場所だ」と猪子は語った。

編集=遠藤宗生

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