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──今、欲しいものはあるの?

スポーツバイク!バルカン400がほしい。まだ免許がないから乗れないけど、来年16歳になるからお金を溜めていつか買ってみたい。あとは最近ハマってるスケートボードかな。今日持ってきたやつも、高くて買えないからレンタルなんだよね。お父さんにねだったけど、だめだった(笑)。

自分のブランドでパリコレへ

──普段は何をして過ごしてる?

去年中学を卒業して、いまは通信制の学校に通ってるからちゃんと勉強もしてるよ。でも普段接するのは、自分よりも年齢が上の人が多い。例えばファッション関係の人とか、アーティストとか、彫師とか。服の話をしたり、音楽の話をしたり、時々大人から相談を受けたりもしてる。そんななかで、なんとなく将来のことを考えたりもするようになったかな。

実はいま、起業の準備中なんだ。

──お!どんなことをする予定なの?

「YOSHIZUMI SASAKI」っていう自分のファッションブランドを立ち上げる予定で。もともと絵を描くことが好きで服のデザインとかを寝る前に描くことが多かったんだけど、もう16歳になるし、そろそろ自分のブランドをやっていきたいなって。応援してくれるひとも見つかったから、もう少ししたらちゃんと発表できるはず。



普段付き合ってる人の中には東大出身とかもいれば、中卒で働いてる人もいる。そういう人たちを見てると、勉強ができて頭がいいことってどうでもいいんじゃないかって思う。

型にはまらないで、自分の好きなことをやって生きていければ楽しいし、一番いいんじゃないかなって。だからみんなが通う高校じゃなくて、通信制の高校に行くことにした。いまは両親が育ててくれてるからできることかもしれないけど、これからもこの考え方は変わらないと思う。

──これからはどんなことをしていきたい?

やっぱり、自分のブランドでパリコレに出ることが目標かな。いま音楽も作ったりしてるんだけど、デザイナーとしてだけじゃなくて、色々なことに挑戦していきたい。

YOSHIを選出した、「The Arts」部門のアドバイザリーボードのひとり、スマイルズの遠山正道は彼についてこう評する。

「年は早晩剥奪され、何者でもない無所属・無技術・無ラベルの彼がどのようにこれからの80年間を生きていくか。我々にできるのは承認や賞賛くらいのことであろう」と。



Forbes JAPANはアートからビジネス、 スポーツにサイエンスまで、次代を担う30歳未満の若者たちを表彰する「30 UNDER 30 JAPAN」を、8月22日からスタートしている。



「The Arts」カテゴリーで選出された、モデルのYOSHI以外の受賞者のインタビューを特設サイトにて公開中。彼ら、彼女たちが歩んできた過去、現在、そして未来を語ってもらっている。



YOSHI◎2003年、岡山生まれ。オフホワイト、ヘルムート・ラングなど世界的なファッションブランドのモデルなどを務める。

文=フォーブスジャパン編集部 写真=小田駿一

カニエ・ウェストナイキルイ・ヴィトンデル

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