インスタのフォロワーを増やす4つのコツ

Jirapong Manustrong / Shutterstock.com

最近の美食家は、片手にフォーク、もう一方の手にiPhoneを持って食事をすることが多いかもしれない。しかし、誰もその写真を見ていなければ、こうしたおいしそうな写真を投稿することに何の意味があるだろう?

アルゴリズムの課題や謎、インスタグラムのライフスタイル領域でインフルエンサーや写真家の数が飽和状態にあることを考えれば、その中で目立とうとするのは難しいかもしれない。しかし、数値的な指標を優先し、厳格にアルゴリズムに従ってエンゲージメントばかりを求めるインスタグラムマシーンになるよりも、一人の人間になることで得られるメリットがある。結局のところ、全てのコンテンツの裏にいるのは人間なのだ。

食べ物系アカウントを運営する一般人インフルエンサー、アレクサンドラ・ライチェックは、2万人のフォロワーを抱え、その数は増加中だ。彼女は、レストランや料理への愛、テキサス州オースティンでの楽しい生活を共有している。ライチェックがこの食べ物系アカウントを始めたのは2011年の夏、ニューヨーク市に住んでいたときで、当時人気だったクラムズ・ベークショップ(Crumbs Bakeshop/現在は閉店)のM&Mクッキーの写真を投稿した。

「インスタグラムが始まったばかりの頃は、ただ試しているだけで特に注意を払っていなかった。私の写真はひどかったから」とライチェック。それ以降、彼女の写真の質とハッシュタグの技術は向上し、彼女はオースティンに移り住んだ。

ライチェックは、レストランで食事をし、あらゆる食べ物の写真を披露することを楽しんでいる。ライチェックにとって「いいね!」やフォロワー、ストーリーの再生回数は重要だが、成功を測る基準としてダイレクトメッセージも考慮している。フォロワーから、おすすめのレストランやアドバイスを求められたときに達成感を感じる、とのことだ。

ここでは、ライチェックが共有してくれた、インスタグラムのフォロワー数を増やす4つのコツを紹介する。

1. 常に自分らしくいること

「個性が鍵。誰しも、自分とは違う人生観や個性的なカメラの角度、あなたの話し方を知りたいと思っている。常に誰かの話す口調や写真のスタイル、コンテンツさえもまねようとすれば、他の人と全く同じに見えてしまい、目立たない。あなたの軽妙なユーモアセンスや大胆な態度をためらわずに活用すること。人に話題を提供し、あなたのことを大好きになってもらう理由を示す。

私は、自分の話し方と全く同じ口調でキャプションを書くようにしている。友人からは、私から直接話し掛けられているように感じられるのでとても良いと言われる。自分の思っていることを人に伝え、少なくとも自分自身は笑わせられるように楽しむことを目指している」
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翻訳・編集=出田静

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