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イーサリアム共同創設者も認めた実力

ウィリアムズによるとDfinityが支払うサラリーは、グーグルがトップエンジニアに支払う金額と同水準という。アンドリーセン・ホロウィッツが設立した3億ドルの仮想通貨特化ファンド「16z crypto」のChris Dixonも「マシンラーニングや暗号化技術のスペシャリストは、NBAのスター選手のような存在だ」と話す。

16z cryptoにとってDfinityは、同社が仮想通貨分野で最大の期待を注ぐ企業だ。「ウィリアムズがここ数年で組み上げたチームには、この分野の最高の人材がそろっている」とDixonは自身のブログで述べている。

投資家らがDfinityを支援するもう一つの理由は、ウィリアムズが生み出した「threshold relay」と呼ばれる新たなプロトコルにある。このプロトコルはイーサリアムよりも迅速なトランザクション処理を可能し、数千台ものノードを中央集権的な認証プロセスを経ずに、セキュアにつなげることが可能だ。

イーサリアムの共同創設者で、コンサルティング企業「ConsenSys」創業者のジョセフ・ルービンも次のように述べている。「イーサリアムと類似した試みを行なうプロジェクトのなかで、最も有望な勢力の1つがDfinityといえる」

Dfinityを支援する投資家らは、20億ドルにも達する企業価値の根拠を、同社が今後進出を果たす、世界数兆ドル規模のビジネス市場に見出そうとしている。しかし、完成したプロダクトが世に送り出されるまで、Dfinityの本当の価値は分からない。

Dfinityはプラットフォームの公開を、2018年の年末から2019年の初旬に予定している。

編集=上田裕資

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