I write about the big business behind food & agriculture.


3. 持続可能な商品の販売を促進

マッカーシーによれば、ここ数年において見られる最大の変化の一つは、消費者の食に対する関心の大幅な高まりだという。質の高い食品の需要が拡大するなかで明らかになったのは、ユニリーバの主要なブランドが提供する調味料のポートフォリオには、拡大の余地があるということだった。

そこでユニリーバは昨年、有機野菜や平飼い鶏卵、持続可能な形で生産された原料にこだわる小規模のケチャップブランド「サー・ケンジントン(Sir Kensington’s)」を買収した。高品質のケチャップを提供するこのブランドは当然ながら、消費者により持続可能な商品の購入を促すことになり、調味料市場を大きく変化させた。

新たな環境での取り組みは

新たに率いることになったベン&ジェリーで、マッカーシーは次に何をしようとしているのだろうか。消費者の信頼感を高めることにおいては、恐らくこれまでと同様、自ら掲げた目標の達成を重視した取り組みを続けていくのだろう。マッカーシーは、次のように述べている。

「多くの人たちが、食べ物に気を遣っている。そして彼らは、自分の食べるものがどこでつくられているかなどに対して信頼感を持っていない。だが、信頼したいと考えている。食品大手は商品を提供する相手である消費者と協力し合い、こうした問題に対する解決策を打ち出す必要がある」

編集=木内涼子

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