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2018.08.28

「自分を変えたい」と思う人が実践すべき3つのステップ

Jirsak / Shutterstock.com


加えて、人は基本的に「新しいことに対する恐れ」を持つ傾向にあるため、さらに「自分を変えること」へのハードルが高くなる。

そこで大事なのが、「意図、理解、自覚」の3ステップだ。

どんな自分になりたいのかを明確にし(意図)、そのためにはどうやったら時間的・身体的・感情的・にスペースができるのかを考える(理解)。その後、そのスペースを作ることを拒んでいる要因は何かを自覚し、その上で新たなことを試してみるという、一連の流れが必要である。

すると、自分が変われない理由が明確になってくる。それは「欲しい結果」をクリアにしていないだけかもしれないし、「変えるためには大きなことをしなくてはいけない」と漠然と思い込んでいるだけかもしれない。

「難しい」「今はできない」と勝手に結論づけるのではなく、まずは1日15分だけでも、新たなことをやる時間を意図的に確保すること。そして、その15分間で落ち着いて新たな行動ができる環境を意図的に作れば、きっと少しずつ変わっていくだろう。

「自分を変えたい。けど、今は時間がないからできない」症候群に陥りがちな人は、上記をぜひトライしてほしい。

連載:組織マネジメント以前に大切なこと
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文=稲墻 聡一郎

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