自己のキャリアアップに投資する5つの方法

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昇進や頻繁な昇給、より良い条件の仕事への転職など、仕事での成長に投資をすれば報われるものだ。継続的な自己投資を怠る人は、より専門知識のある候補者に取って代わられ、市場での価値が下がり、出世の可能性が損なわれてしまうかもしれない。

目標の場所に達するまでのスキルや知識、人脈を開発せずに出世の階段を登ったり、起業家として成功したりすることは期待できない。自分自身に投資することで得られる報酬は、想像するよりはるかに大きい。あなたも、今から努力を始めてはどうだろう?

私は非営利団体アンコール・ドット・オーグ(Encore.org)の副会長で『アンコール・キャリア・ハンドブック(The Encore Career Handbook)』の著者である、マーシ・アルボハーを取材した。アルボハーは、自己のキャリア開発に投資する5つの方法を共有してくれた。

1. リンクトインラーニングを活用する

既にスケジュールが詰まっている人は、「マイクロ学習」の習慣をつけて学習時間を確保しよう。マイクロ学習とは短時間(多くの場合3~5分)で行う学習法で、特定の学習成果を達成するため設計されている。リンクトインが提供するリンクトインラーニングでは、パワーポイントやワードプレスなどの技術スキルから、管理職への昇進などマネジメントのトピックまでさまざまなコースが提供されているため、誰でも自分に合うコースを見つけられる。

パソコンや携帯電話を使ってネットにつなげば、全てのコースにアクセスできる。レジリエンス(回復力)に関するシェリル・サンドバーグのコースや社会的リーダーシップに関するライアン・ホームズのコースなど、リンクトインのインフルエンサーが主催するコースを含め一部は無料で提供されている。15分でも6時間でも、1カ月かければ必ず何かを学べるはずだ。

2. グループまたはバーチャルコーチングを試す

キャリア開発とその過程について十分に情報を得た上で決断できるよう、従来型でも新たな方式でも良いのでコーチングを受けよう。マーシは自身の経験から次のように述べている。「私は長い間、好んでコーチングを活用してきた。グループコーチングでもマンツーマンでも、同じように学びを得ることができる。バーチャルコーチングやオンラインチャットのような新たな方法でコーチングを受けることも可能だ」
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翻訳・編集=出田静

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