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殺し合うゲームは禁止

同社は、中国版PUBGで血の色を青や緑に変えることで規制を免れようとしている。PUBGは、プレーヤー同士が殺し合って最後に生き残った者が勝つというバトルロイヤル形式のゲームだ。

「PUBGは弱者が強者の餌食になるという考え方を広めかねず、中国政府はそのようなことを許さない。今後同じようなタイトルを中国で配信する場合、企業は内容を大幅に変更する必要に迫られるだろう」と調査会社IHS MarkitのアナリストであるCui Chenyuは話す。

テンセントは、ゲーム事業を再び成長軌道に乗せる取組みを行っている。中国当局は、1ヶ月限定でゲーム会社に仮ライセンスを付与する「グリーンチャンネル」を開設したが、Lauは15タイトルでこのライセンスを取得したことをアナリスト向け説明会で明らかにした。

証券会社ジェフリーズのアナリスト、Karen Chanは、「承認プロセスが再開されるまで、これらの15タイトルで2-3四半期分の収益をカバーできるだろう」と述べている。

テンセントは、海外での事業機会もうかがっており、「王者栄耀」の海外版である「Arena of Valor」を配信している。同社はゲーム配信プラットフォーム「WeGame」の海外版も開発中で、まずは香港でリリースする予定だ。

「テンセントにとって今後のカギは海外展開だ。その第一歩である王者栄耀は今のところ成功している」とCuiは話した。

編集=上田裕資

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