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いままで世界有数の金融機関が、これほどまでに徹底的に、日本の市場・投資家を研究・熟慮して構築した資産運用サービスがあっただろうか。

「日本で投資を行うのですから、もちろん円建てが最適です。この低成長の世の中では、わずかなパーセンテージが勝敗を債券だけにとどまらず、株式、オルタナティブ資産などさまざまなアセットに分散投資し、それをひとつのパッケージにくるみ、しかも円建てで運用する。日本初の投資一任型資産運用サービス「クレディ・スイス マンデート」の画期性に迫る。決めます。些少な為替コストでさえ、無視してはいけないのです」

そう語るのはクレディ・スイス証券 CIOジャパンの松本聡一郎だ。彼は日本を代表して、世界各国の同僚と長期の世界経済を俯瞰している。

そのサービスの組成に携った同社プライベート・バンキング本部プロダクト&ソリューション部の責任者、有賀眞一郎は日本市場の法律の特徴について、こう話す。

「投資信託、ファンド、さまざまなアセットへの投資を一任して行うサービスがありますが、それらは日本の税制下では個々の取引毎に煩雑な税務申告が必要となる場合があります。また、金融商品によっては運用、管理、販売他概ね3社が絡み、購入時、売買時、さらには事務全般に対する手数料を取られて、そのコストは大きくなってしまっているのが現状です」

斬新で効率的。無駄を排除し、結果を追求

つまり「クレディ・スイス マンデート」はそれらすべてをひとつのパッケージにまとめることによって、手数料、日本特有の税制下での負担を抑えることに成功したということだ。資産運用からそのパッケージまで一つの会社で完結しているので、中間に入る会社はなく、そこに余計な手数料は存在しない。

もちろん同じ方法を思いついたからといって、どこの企業でも手を出せる手法ではない。それはクレディ・スイスが銀行、証券会社を含む一貫した体制で、さらに歴史とともに鍛え抜かれた世界経済を俯瞰できる能力があるからだ。プライベートバンキングの分野で、肩を並べる歴史と実績をもつ企業は、世界中を見渡しても簡単には見当たらない。

独立系運用コンサルティング会社・ARCの調べでは、クレディ・スイスは直近3年間の実績評価においてもトップクラスのパフォーマンスを実現している。

「グローバルな視点による“ハウスビュー(相場見通し)”では、経済は成長していると読んでいます。世間では米朝会談キャンセルなどで相場が荒れるだろうと思った方もいるでしょうが、そうしたトランプ流のラリーの応酬に付き合っている投資家は、実はそんなに多くはいません。実際にVIX(不安・恐怖)指数はその件があっても悪化しませんでした。多くの投資家は、“また彼ならではのカードの切り方をしているな”と、ビジネス手腕を評価しています。本当に中国からの輸入ストップを仕掛けるほど、彼は愚かではないとわかっているのです」(松本)

確かにいま、先進国の労働人口の減少とともに欧米の20年以上下がり続けてきた金利は上昇に転じている。

この記事は「Forbes JAPAN 2018年08月号」に掲載されています。定期購読はこちら >>

文=清水りょういち 写真=平澤清司 編集=高城昭夫

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