Close

PICK UP

エディター、ライター

ジラール・ペルゴ

2000年代の大型時計からの反動からか、ここ数年、男性の腕時計は小型化している。少し前までは、ケース径43~44mmのモデルは平気であったし、50mmに近づくモデルもいくつか存在していたが、もはやそういった大きな腕時計はほとんど見なくなった。

そこで台頭してきたのが、ケース径30mm台後半の小径モデルである。前回書いたように、復刻モデルが増えていることもひとつの要因だが、現在のそれはドレスウォッチに限ったことではなく、スポーツウォッチも、ちょっとした複雑時計も含まれている。

そして、それに伴ってケースも薄くなっており、スーツなどのビジネススタイル=スーツの袖口にピッタリと収まるサイズとなっている。やはり、30mm台後半から40mmを少し超えるくらいのサイズが、ビジネスシーンには合うようだ。

さらに、近年は女性用の腕時計が大型化しており、平均すると男性用とそれほど変わらないのではないか?と思えるサイズのものもラインナップされるようになっている。とくに小柄な日本人は、レディスと表記されているモデルを選ぶのも有りである。その逆に女性もメンズを選択できる時代になっているので、男女兼用という選択肢も可能である。

もちろん、これには技術の進化も見逃せない。小さく、薄く、作ることは、それなりの技術を要するからだ。つまり、小さくて薄い腕時計を製作しているということは、それだけで技術の高いブランドである、ともいえるのだ。



MORITZ GROSSMANN / モリッツ・グロスマン
ベヌー37

2008年に創業したモリッツ・グロスマンの記念すべき第1作として登場したのが、この「ベヌー」。今年は均整のとれた小径のドレスウォッチが加わった。手巻き、18KRGケース、37mm径 320万円 問/モリッツ・グロスマン・ジャパン 03-5615-8185


GIRARD PERREGAUX / ジラール・ペルゴ
ロレアート 38mm クロノグラフ

8角形のベゼル、立体的なケースデザイン、ステンレススチール製のケースなどラグジュアリー・スポーツの系譜に名を連ねるモデル。クロノグラフでは、希少な大きさだ。自動巻き、SSケース 、38mm径 151万円 問/ソーウインド ジャパン 03-5211-1791


CARL F. BUCHERER / カール F. ブヘラ
アダマビ オートマティック

39mm径のモデルが自動巻きと手巻きでラインナップ。自動巻きモデルはシルバーカラーのダイアルに3針、日付表示、バーインデックスにミラネーゼブレスレットのシンプルな構成。自動巻き、SSケース、39mm径 30万円(予価)  問/ブヘラジャパン 03-6226-4650


CENTURY / センチュリー
プライムタイム エゴス

12角形ケースが特徴の、ブランドの象徴的コレクション「プライム タイム」。そのメンズモデルが“エゴス”だ。スポーティーかつエネルギッシュ。今年は新たにスケルトンモデルが登場。自動巻き、サファイアケース、38.5mm径 58万円  問/センチュリー銀座ブティック 03-6278-8975


BLOVA / ブローバ
クラシック エアロジェット

1960年代の「エアロジェット」にインスピレーションを得て製作された。35mm弱というサイズだが、装着すると小ぶりのヴィンテージ時計を身に着けているかのような趣がある。クォーツ、SSケース、34.7mm径 4万4000円 問/ブローバ相談室 0570-03-1390

文=福留 亮司

記事が気に入ったら
いいね!しよう

LIKE @Forbesjapan

Forbesjapanを
フォローしよう

FOLLOW @Forbesjapan

あなたにおすすめ

合わせて読みたい