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I'm on the luxury jewelry beat.

       

Benoit Daoust / Shutterstock.com

ニューヨークにある米高級宝飾店ティファニーの本店は、世界で最も有名な宝石販売店の一つだ。その売り上げは同社の世界売上高の10%以上を占め、同社にとっての重要性は強調してもしきれない。しかし、こうした象徴的存在でさえも、時には“アップデート”が必要だ。

ティファニーは先週、「現代の高級品販売体験を再定義」する総合戦略の一環として、ニューヨーク5番街57丁目にある10階建ての本店を全面改装する計画を発表した。

同社のアレッサンドロ・ボリオーロ最高経営責任者(CEO)は発表の中で、「この象徴的なニューヨーク本店を変容させ、劇的で新しい顧客体験を作り出せる機会に、私たちは胸を躍らせている」と表明。「ティファニーのニューヨーク本店改装計画では、イノベーションが引き続き前面に置かれる。生まれ変わる本店は、当社の世界販売ネットワークにおいて、現代のクラウンジュエルとなるだろう」と述べた。

ティファニーによると、改装終了は2021年の第4四半期を予定しており、同店はその間も営業を続ける。作業中の影響を最小限に抑えるため、販売スペースを一時的に隣のビルにも拡大する予定。改装プロジェクトへの投資は、2019年2月1日からの3年間、同社の世界年間純売上高の約1〜2%に上る。

ティファニーのニューヨーク本店は、1940年のオープン以来、同社の本拠地であり続けてきた。同店は映画やテレビで中心的な役割を果たし、オードリー・ヘプバーン主演の『ティファニーで朝食を』や、リース・ウィザースプーン主演の『メラニーは行く!』などでも重要な場所として登場している。また、同店はニューヨークの象徴的存在でもあり、世界中から観光客が訪れる。中でも人気を集めているものの一つに、常設展示されている287.42カラットのイエローダイヤモンドがある。また同社は1年前、店内にブルー・ボックス・カフェ(The Blue Box Cafe)もオープンさせた。

ニューヨーク本店の住所は、同市の成長の軌跡をたどってきた。創業者のチャールズ・ルイス・ティファニーは1837年、ブロードウェー259番地に初めて専門店を開き、その後はブロードウェー271番地(1847年)、ブロードウェー550番地(1853年)、ユニオンスクエアと15丁目の角(1870年)と移転していった。ティファニーの死後3年たった1902年には、5番街と37丁目の角に移転している。

編集=遠藤宗生

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