世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

晩夏の宵、カウンターの一角に席を占め、前に置かれるのはグラスに汗をかいた一杯のカクテル。その味わいとバーテンダーとの語らいに、残暑も、日頃のストレスも、そして時の経つことさえ、どこかへ忘れそうに……。夏忘れの一杯をご堪能あれ。


タンカレー ナンバーテン × バー・アンバー

「知っているジンの銘柄は?」と問われたら、多くの人が挙げるであろうタンカレーは、世界で最も有名なジンのひとつ。そのプレミアムレンジであるタンカレー ナンバーテンは、60年代に誕生した手作りの小型蒸留器「TINY TEN(タイニーテン)」を使用した少量生産のハンドクラフテッド・ジン。フレッシュなフルーツや手摘みのボタニカルなど厳選された素材を使用することで深い香りとエレガントで繊細な味わいを引き出しているが、そのレシピの詳細と製法は門外不出なのだとか。世界有数のコンペティションで数々の受賞歴を誇っている。

ミクソロジーの旗手として知られるバー・アンバーの永峯侑弥氏もそのタンカレー ナンバーテンを愛用しているひとり。ミクソロジーとは、フレッシュなフルーツやハーブをフュージョン料理の技法で仕上げるカクテルの新潮流であり、いま世界で注目されているバートレンドでもある。


永峯氏が発酵させたトマトを使用したオリジナル「発酵ネグローニ」(1,500円・税別)。左はスイートヴェルモットで煮詰めたオレンジピール入りの自家製チョコレート。

この日はタンカレー ナンバーテンをベースに、自家製発酵トマトを効かせた「発酵ネグローニ」を披露してくれた。常温で供するという、前衛的でチャレンジングにも思えるカクテルだが、タンカレー ナンバーテンのデリケートなアロマがカクテルの軸をしっかりと構成するからこそ可能な1杯だという。

プレミアムなジンに支えられるミクソロジーの先端を知ることのできるひとときだ。


Bar Amber|20~30代のカクテルファンも多く訪れる。東京都港区西麻布2-25-11 田村ビル1F Tel.03-3498-2444


永峯侑弥氏「タンカレー ナンバーテンは非常に個性豊かなクラフトジンでありながら、フレッシュなキレがあってエレガント。ユニークなカクテルを作っても、味や香りの軸をしっかりと構成してくれるのが魅力です」

Tanqueray No.Ten タンカレー ナンバーテン
18カ月熟成させたトスカーナ産ジュニパーベリーやコリアンダーなど高品質なボタニカルと、オレンジやグレープフルーツなどフレッシュなフルーツが醸し出すエレガントな味わい。
度数|47.3度
容量|750ml
価格|オープン価格
問い合わせ|キリンビールお客様相談室
0120-111-560/土曜・日曜・祝日を除く9:00~17:00


ケテル ワン ウオッカ × ティグラート

世界のバーシーンにおいてクラフトブームが到来しているのはジンのみならず、同じくホワイトスピリッツであるウオッカにも。ケテル ワン ウオッカはオランダで1691年に設立されたノレット蒸溜所にて、伝統的な製法で1本1本丁寧に造られている稀少性の高いハンドクラフテッド・ウオッカだ。

北ヨーロッパ産の厳選された小麦を使用した、高品質ウルトラウィートスピリッツであり、連続式蒸留と単式蒸留のブレンドからクリアな味わいとスムースな喉ごし、さらに絶妙な余韻が生まれるケテル ワン ウオッカは、少量生産ながら世界90カ国以上で愛飲されているプレミアムウオッカである。

この1本を堪能するなら、いま注目されつつある「エスプレッソマティーニ」はいかがだろうか。世界的なコーヒーブームを背景に、人気急上昇中のこのカクテルを、この日はティグラートのオーナーバーテンダーである高宮裕輔氏が作ってくれた。


エスプレッソマティーニ(1,400円・税別)にチョコレートとプラムのジェラート(ダブル600円・税別)をあわせて。

エスプレッソのビターな香りに、ほのかに甘い余韻を楽しむひとときはまさに成熟した大人にだけ許される贅沢。そして傍らにはたっぷりのフルーツや上質な食材を使用したジェラート。カクテルとアイスクリームという、禁断のペアリングに誰しも頬がゆるむこと間違いなしだ。


TIGRATO|「バーの概念と間口を広げたい」とカフェタイムから通しで営業するスタイルもユニークだ。東京都千代田区六番町13−6 Tel.03-5214-1122


高宮裕輔氏「ケテル ワン ウオッカは数あるウオッカのなかでも、香りと味わいの余韻が長く残るのが特徴。素材のよさを引き立てるので、カクテルベースとしても使いやすく、とくにコーヒーカクテルとは相性がよいですね」

Ketel One Vodka ケテル ワン ウオッカ
1691年以来、代々家族により継承されてきたノレット蒸溜所によるプレミアムウオッカ。爽快ですっきりとした味わいとシルキーな口当たり、デリケートで長い余韻が楽しめる。
度数|40度
容量|750ml
価格|オープン価格
問い合わせ|キリンビールお客様相談室
0120-111-560/土曜・日曜・祝日を除く9:00~17:00


ドン・フリオ ブランコ × ベンフィディック

メキシコのテキーラ界に弱冠17歳で参入し、従来の製法の改善と品質の追求にこだわったドン フリオ・ゴンザレス。彼はまず気候よく肥沃な自社農場ロス・アルトスで上質なブルーアガベを栽培。苦味を取り除き、本来のまろやかな甘みや風味が最大限に引き出されたブルーアガベを100%使用することにこだわった。そして蒸留から樽での熟成に至るまで、すべての工程に入念なチェックを欠かさず、それゆえに出来上がったテキーラは、雑味がなく格別なまろやかさを生み出すと世界のテキーラ愛好家から支持されてきた。

このドン・フリオ ブランコを高く評価しているひとりが、ベンフィディックのオーナーバーテンダーである鹿山博康氏。ベンフィディックは「アジア最高のバー50」にも毎年ランクインする屈指の名門バーだが、この鹿山氏もまた、自らニガヨモギ(アブサンの材料)を畑で栽培したり、薬草酒のオールドボトルを収集するなど、そのこだわりは他の追随を許さない。


レモンバーム、ローズゼラニウムなどをすり鉢であたり、ドン・フリオ ブランコとグレープフルーツジュースで割ったオリジナルカクテル「Don Herbal」(1,600円・税サ別)

この日、ふたりの鬼才の邂逅により生まれたのはレモンバームやローズゼラニウムなど香り高いハーブをふんだんに使用して作るカクテル「Don Herbal」。酒というロマンにとりつかれた男ふたりがグラスの中で語り合う、そんな味わいの1杯である。


BenFiddich|海外からのゲストも多いベンフィディック。昨年にはフルーツブランデーにこだわった2号店をオープンさせた。東京都新宿区西新宿1-13-7 大和家ビル9F Tel.03-6279-4223


鹿山博康氏「数々の個性あるテキーラの中で、ドン・フリオのよさは圧倒的にまろやかで、トゲと苦味のないスムーズでエレガントな飲み口。カクテルベースにする際にはほかのどんな食材ともあいやすく重宝しています」

Don Julio Blanco ドン・フリオ ブランコ
ドン・フリオ特有の格別なまろやかさを持ちながら、上質なブルーアガベ本来の味わいとフレッシュなシトラス香を楽しめるテキーラ。
度数|38度
容量|750ml
価格|オープン価格
問い合わせ|キリンビールお客様相談室
0120-111-560/土曜・日曜・祝日を除く9:00~17:00

Promoted by キリン・ディアジオ photographs by Yuji Kanno, Kenta Yoshizawa text and edit by Miyako Akiyama

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