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2018.08.31 11:00

時計の専門家も絶賛。モダンなビジネスパーソンにふさわしい洗練と革新の「クリフトン ボーマティック」

ボーム&メルシエの「クリフトン ボーマティック」。サテン/ポリッシュ仕上げのケース、そしてシンプルなホワイトダイヤルが、男性的なネイビーのアリゲーターストラップとのコントラストで魅せる。「クリフトン ボーマティック 10398」 ¥329,400(BAUME&MERCIER)。スーツ¥77,760、シャツ¥12,960(ともにÉDIFICE)、ネクタイ¥14,040(BREUER)、チーフ¥6480(ATELIER F&B) /以上すべて ÉDIFICE 渋谷☎03-5457-1873

ボーム&メルシエの「クリフトン ボーマティック」。サテン/ポリッシュ仕上げのケース、そしてシンプルなホワイトダイヤルが、男性的なネイビーのアリゲーターストラップとのコントラストで魅せる。「クリフトン ボーマティック 10398」 ¥329,400(BAUME&MERCIER)。スーツ¥77,760、シャツ¥12,960(ともにÉDIFICE)、ネクタイ¥14,040(BREUER)、チーフ¥6480(ATELIER F&B) /以上すべて ÉDIFICE 渋谷☎03-5457-1873

毎年ジュネーブで開催される高級時計の見本市「SIHH」。1千万円を超える複雑機構を備える時計も珍しくないなか、今年はボーム&メルシエの30万円強のシンプルな時計「クリフトン ボーマティック」がジャーナリストたちの間で好評を博し、話題となった。


「ビジネスパーソンが選ぶ時計に求められるのは、まずデザイン的にシンプルでしかも高級感があるということ。そして機能的であり、実用的であること。その点で、ボーム&メルシエの“ボーマティック”は非常にレベルが高かった。1月のSIHHで見た時計のなかでも完成度が群を抜いている。ベストだと思いましたし、他のジャーナリストの間でも今年のベスト1じゃないかという意見も多いです」と語るのは、1990年代からスイス時計の現地取材を積極的に行っている時計ジャーナリストの菅原茂さん。

「やっぱり普通がすごいと思わされる時計ですね。白い高級なエナメルのような質感をもった文字盤の仕上がり。針の先端がビシッと尖っていて、きちんと数字を指している。これも大変よくできていて見やすく、キリッとした顔立ち。文字盤をデザインするデザイナーさんは、一般的に自分の個性を出したいがために凝ったデザインをしてしまうんですが、“ボーマティック”はそういうことがなく洗練された印象です。極めてよくできた正統派ドレスウォッチであり、つまりスーツに非常によく似合うのです」(菅原さん)

そして、見た目はシックながら中身の実力もすごいと菅原さんは言う。“ボーマティック”はメゾン初の自社開発ムーブメントの名前。この自動巻き機械式ムーブメントは120時間のパワーリザーブをはじめとして機能性も抜群。部品にはシリコンを使用するなど、最先端の技術をおしげなくつぎ込んでいる。そんな“ボーマティック”が最初に搭載されたのは、ボーム&メルシエの「クリフトン コレクション」。


ボーム&メルシエの時計作りの歴史を反映した、エレガントな「クリフトン コレクション」。(写真左)43mmのケースにクロノグラフ、ムーンフェイズ、そしてカレンダーを備える「クリフトン 10278」¥577,800。(写真中央)12時位置の第2時間帯表示を一本のGMT針で表現する独創的な「クリフトン 10316」¥426,600。(写真右)ケースサイズ43mmのムーンフェイズは曜日と月表示を備えた実用的な「クリフトン 10055」¥518,400。

「クリフトンというコレクションは、ヴィンテージ時計のデザインを非常によく研究して作り上げられた時計が揃う人気シリーズです。コンプリートカレンダーや実用的なGMT、洗練されたムーンフェイズなど機能的にも豊かなバリエーションがありますが、機能を表現するためにデザインでやりすぎることなく、センスよくまとめている。それって、実はなかなか難しいんです」と菅原さん。ボーム&メルシエは長い歴史で蓄えてきた品の良さを継続して追求していると感じると評価する。その証に、時計に関わる人だけでなく宝飾品を扱うような人の間でも、ボーム&メルシエのアンティークはすごく人気があるのだという。

1830年、スイスのジュラ地方に兄弟が開いた時計工房をルーツとする、スイスで7番目に誕生した時計製造ブランドであるボーム&メルシエ。「妥協を許すことなく、最高品質の時計だけを作る」という哲学のもと、今日に至るまで脈々と時計作りの技術を継承してきた。

「“ボーマティック”に限らず、クリフトンの時計は見た目は普通なんです。でもそれがいい。決して細かいところは普通ではありません。針の作りは精巧ですし、ケースやラグの面の仕上げもちゃんとしている。それはボーム&メルシエらしさのひとつです。数量限定のモデルが出たりすると目の肥えた時計好きは見逃しませんから、すぐに完売することもある。見る人が見たときに、この時計はすごいと感じるような時計を作っているのがボーム&メルシエなんです。通常、こだわればこだわるほど、手数がかかる分価格も高くなりますが、それを適正価格で提供しようとする姿勢にはブランドの良心も感じます」(菅原さん)


ブレスのタイプでは、磨き上げたインデックスや、精巧な針の仕上げといった細やかな部分への丁寧な作りこみが強調される。しなやかにフィットするブレスのフィット感も極上。「クリフトン ボーマティック 10400」¥351,000(BAUME&MERCIER)。ケースサイズ:40mm、厚さ:10.3mm、ケース素材:スティール。

そんなブランドとしての姿勢をベースに、長い歳月をかけて作り上げてきた“ボーマティック”。あらためて、その凄さを菅原さんに聞いた。

「美しい文字盤や針、インデックスの仕上げの素晴らしさは先ほどお話した通りですが、実はこの“ボーマティック”は機能的にも極めて優秀です。120時間のパワーリザーブがあるのでビジネスパーソンが週末や3連休の間に違う時計をつけていたとしても、仕事に行く日に止まっていることはまずない。今どきのこういう時計ですと、だいたい40時間持てばいいかなというのが普通。80時間を標準としているブランドもありますが、そのさらに先を行っている。

そして少し専門的ですが、搭載されている新しいムーブメントでは、シリコンなど最先端の素材を使っているところも挑戦的です。もちろん高価な素材なので、他のブランドの時計では相当高価な時計にしか使われていません。機械式時計につきもののメンテナンスサイクルは5年以上と長く、耐磁性は1500ガウス以上。もちろん精度も日差-4/+6秒と優秀。生活で使う場面でのメリットをよく考えられていて、これだけやっていながら30万円台という価格はありえないかなと思ったほどです」(菅原さん)

長い時計作りの歴史のなかで磨き上げられてきた、品のいいルックス。そして最先端の技術を積極的に取り入れて、常識を越えた性能を叩き出し、機能面でもイノベーティブ。洗練と革新を兼ね備えたボーム&メルシエの“クリフトン ボーマティック”は、モダンなビジネスパーソンに求められる要素を満たす、そんな個性ある逸品だ。


菅原茂◎時計ジャーナリスト。1954年、神奈川県出身。90年代初頭よりスイスでの現地取材を積極的に行い、専門誌を中心に幅広く執筆。ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリでは、最初の日本人審査員を務め、スイス時計関係者との幅広い交流をもつ。『ブレゲ 天才時計師の生涯と遺産』(エマニュエル・ブレゲ著/アラン・ド・ギュルキュフ出版)など、専門図書の翻訳も多く手掛け、スイス高級時計ブランドのカタログや制作物の執筆、翻訳多数。

掲載した時計の詳細
(画像をクリックすると商品詳細ページへ飛びます。)

クリフトン ボーマティック

http://www.baume-et-mercier.jp/clifton-baumatic-10398.html

クリフトンコレクション

http://www.baume-et-mercier.jp/clifton-collection.html

クリフトン ボーマティック

http://www.baume-et-mercier.jp/clifton-baumatic-10400.html

お問い合わせ
ボーム&メルシエ
☎03-4461-8030
http://www.baume-et-mercier.jp

Promoted by ボーム&メルシエ photograph by Yozo Yoshino(Y's C / TAKIBI) styling by Masahiro Hiramatsu(Y's C) text by Tsuzumi Aoyama

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