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ベセスダのディレクター兼エグゼクティブ・プロデューサー Todd Howard(Photo by Christian Petersen/Getty Images)

2018年のゲーム業界を取り巻く2大トレンドを挙げるとしたら、1つは大手ゲーム会社各社が「ルートボックス(ガチャ)」を削除し始めたことだ。そしてもう1つは、主要各社がGoogle Playなどのプラットフォーム運営者に支払う手数料を回避し始めたことだ。

エピックゲームズは最近、「フォートナイト(Fortnite)」のアンドロイド版について、Google Playストアを使用せずに自社サイトから直接配信すると発表した。将来的なアップデートもGoogle Playストアを介さずに行なうという。

その後、ベセスダも「Fallout 76」をSteamから販売せず、Bethesda.netで配信することを明らかにした。これまで「Fallout」シリーズはSteamの定番ゲームだった。

こうした動きに先立ち、アクティビジョンは「Destiny 2」と「Black Ops 4」を傘下のBlizzard Entertainmentが運営するプラットフォームで配信している。同社は“利便性”を理由に挙げているが、プラットフォームに支払う手数料を回避するのが本当の狙いであることは明白だ。

Google PlayやSteamなどのプラットフォームは、通常30%の手数料を徴収している。このことについてエピックゲームズの創業者、ティム・スウィーニーは次のように述べている。

「30%の“税金”を逃れることが我々にとって大きな動機となっている。ゲーム会社にとって、残りの70%で開発や運営・保守のコストをまかなうのは大変だ。プラットフォームが提供する決済処理やダウンロード帯域幅、顧客サービスは、彼らが受け取る手数料に見合っていない。我々はフォートナイトのPC/Mac版を直接顧客に配信した経験から、これらのコストについて熟知している」

また、スウィーニーは7月に行われた「Venturebeat」のインタビューで、スクリーンショットを見せながらプラットフォームに苦言を呈している。

「フォートナイトをiOSで検索すると、競合の『PUBG』や『マインクラフト』の広告が表示される。フォートナイトを検索しているのに、我々よりも先に広告を買った企業の方が上位で表示されるのは非常に不快だ。ストアが我々と顧客の間に介在するよりも、我々が直接顧客にゲームを配信した方がより良い体験を提供できる。これは、スマートフォンのプラットフォーム全般に共通する課題だ」

編集=上田裕資

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