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エンジェル投資家 赤坂優

30歳未満の次世代を担うイノベーターを選出する企画「30 UNDER 30」を、Forbes JAPANは8月22日からスタートする。

本企画では、「Business Entrepreneurs(起業家)」「Social Entrepreneurs(社会起業家)」「The Arts(アート)」「Entertainment & Sports(エンターテイメント&スポーツ)」「Healthcare & Science(ヘルスケア&サイエンス)」の5つのカテゴリーを対象に、計30人のUNDER30を選出。

選出にあたって、各カテゴリーごとに第一線で活躍するOVER30を迎え、アドバイザリーボードを組織。彼らに選出を依頼した。

「Business Entrepreneurs」部門のアドバイザリーボードのひとりには、個人投資家の赤坂優氏が就任。

2008年にエウレカを創業し、今や会員数が700万人を突破した恋愛・婚活マッチングサービス「Pairs」の土台を作り上げた赤坂氏。2015年に同社をアメリカのIACグループに売却し、2017年10月には取締役顧問を退任。現在は約30社のスタートアップに投資をするエンジェル投資家として活動している。

起業家としても投資家としてもアクティブに動き続けてきた彼はいったいどんな20代を過ごしていたのだろうか──。「30 UNDER 30」の発表に先立って、赤坂氏に自身の「20代」を振り返ってもらった。

ヤフオクにのめりこみ、藤田晋氏に影響を受けた学生時代


学生時代の赤坂優

25歳のとき、僕はエウレカを創業しました。以降、起業家の道を歩んできたわけですが、それまでは普通にサラリーマンをやっていましたし、学生時代もいわゆる「意識の高い大学生」という感じ。いろんなインターンシップに参加して、就職活動もしていました。

ただ、将来的には「自分の会社を立ち上げたい」という思いは、当時から頭の中にあって。学生時代、アルバイトが嫌だったので、インターネットオークションサイトでせどりをやってお金を稼いでいました。

仕組みは単純です。仕入れたものを高く売って、差分で利益を稼ぐという。昔からリアルなフリマが好きで、街中で買ったデザイナーズブランドの中古品などを代々木公園でよく販売していました。

僕が学生だった頃は原宿系のブランドが流行っていて、特に外国人を中心にウケが良くて。もっと効率よく露出できる方法はないか。いろんな方法を模索していたとき、ちょうどヤフーオークションがすごく伸びていたので、試しに使ってみたんです。

そうしたら、ものすごく売れた(笑)。どんどんヤフーオークションにハマっていくとともに、インターネットの凄さを感じました。ただ、その時は純粋に「インターネットが好き」というレベルで。起業して何かインターネットビジネスを立ち上げよう、という思いは持っていませんでした。

そんな「インターネットってスゴい、ネットオークションってヤバイ」という気持ちが「自分で会社を立ち上げた方がいいな」という気持ちに変わったのは、サイバーエージェント藤田晋さんの著書『渋谷ではたらく社長の告白』を読んだことがきっかけです。


藤田晋の著書『渋谷ではたらく社長の告白』

たしか、21歳ぐらいの時だったと記憶しているのですが、そこで事業としてのインターネットやベンチャーの成長性に魅力を感じたんです。

文=大崎真澄 写真=小田駿一

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