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(Photo by Chesnot/Getty Images)

アップルが今秋発売する新型iPhoneの3モデルに関し、サプライヤー筋から新たな情報がもたらされた。アップルの主要サプライヤーの1社、「Lumentum Holdings」が今年6月の決算報告で「予想を上回るボリュームの3Dセンシングユニット(VCSEL)の出荷を開始した」と発表していたのだ。

Lumentumは昨年発売されたiPhone Xの、顔認証モジュール「Face ID」向けのVCSELを製造しているが、同社によると今年9月以降の出荷台数は「さらに大きく増加する」という。これは、iPhoneの新モデル3機種が、全てベゼルレス仕様のFace ID対応になることを示している。

アップルが7月末に発表した4~6月期決算で、iPhoneの販売台数は前年比で微増の4130万台とされた。しかし、その時点でLumentumのVCSELのセンサーの出荷台数が急増していたことは興味深い。

アップルは今年発売する新型iPadにもFace IDを組み込むとみられているが、iPad向けの需要のみで、VCSELセンサーの出荷台数の急増を説明するのは難しい。Lumentum社製VCSELセンサーの75%はアップル向けに製造されており、アンドロイド向け需要の高まりが出荷台数の増加を招いたとも考えにくい。

ここから推測できるのは、今年発売のiPhoneの新端末3モデルの全てがFace ID対応になることだ。アップルは今年、価格を抑えた6.1インチ端末とiPhone Xのアップデート版、さらにサイズの大きなiPhone X Plusの3端末をリリースするが、その全てがFace ID対応になることがほぼ確定的になった。

アップルが新端末の全てを顔認証対応にすることは、iPhoneの歴史が始まって以来の大きな機能刷新といえる。

今年のiPhoneの最大の目玉となるのは、LCDディスプレイ搭載で価格を抑えた6.1インチモデルだ(この端末はiPhone 9と呼ばれる可能性もある)。6.1インチ端末のディスプレイには「Full Active LCD」という新たなテクノロジーが投入され、上位モデルのiPhone XやiPhone X Plusよりも狭いベゼル幅を実現するとの噂も浮上している。

また、6.1インチ端末は中国市場限定で、デュアルSIM仕様になるとの噂も浮上している。

アップルは今年の3モデルの価格を、全般的に引き下げるとみられているが、最も安価な6.1インチ端末がFace IDを搭載することは、この端末の魅力をさらに高めることになりそうだ。

編集=上田裕資

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