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テクノからチャート、その他の音楽業界に関する執筆を担当。

BTS(防弾少年団)(Photo by Kevin Mazur/BBMA18/WireImage)

韓国の男性ボーカルグループ「BTS(防弾少年団)」は、北米ツアーの締めくくりに米国でスタジアムライブを行なうことを明らかにした。その一つはMLBニューヨーク・メッツのホーム球場である「シティ・フィールドスタジアム」で行なわれる1公演。さらに、ロサンゼルスの「ステイプルズ・センター」では4公演を行なう。

シティ・フィールドスタジアムはメッツの試合では、ほぼ毎回満員になるが、コンサートに使用されることは稀だ。その理由は、このスタジアムを埋められるほどのアーティストはごく限られているからだ。

シティ・フィールドのキャパシティは最大で4万名。その全てが客席になるとは限らないが、わずかなヒット曲しか持たないKポップのアーティストがそこで公演を行なうのは、10年前には信じがたいことだった。

Kポップの人気は米国で年々高まっており、様々なジャンルで新たな記録を更新している。2012年にPsyの「江南スタイル」はビルボードのシングルチャートに、Kポップのアーティストして初のトップ10入りを果たしたが、その後も、彼らと同等の成功を収めた韓国語の楽曲はわずかなものだ。

BTSは2018年、ビルボードのアルバムチャート「Billboard 200」で、Kポップアーティストとして史上初の1位を獲得し、シングルチャートでも2曲を同時にトップ10に送り込んでいる。BTSは、スタジアムコンサートを実施することで、米国での人気の高さをさらに印象づけようとしている。

シティ・フィールドでコンサートを行なったアーティストには、これまでレディ・ガガやビヨンセ、米国を代表するカントリーバンドのザック・ブラウン・バンドらがいるが、BTSはそこに加わることになる。

今回のスタジアムライブは間違いなく、BTSにとって特別なショーになるだろう。一方で、これまで一部の層にしかアピールしないと考えられていたKポップが、ここまでの支持を集めることは、米国民にとっては衝撃的な事態ともいえそうだ。

編集=上田裕資

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