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dennizn / Shutterstock.com

写真・動画共有アプリ「スナップチャット」の運営元スナップが8月7日、2018年第2四半期決算を発表した。業績は良い面と悪い面が入り混じっていた。最終損益は3億5300万ドル(約390億円)の赤字だったが、赤字幅は前年同期の4億4300万ドルから縮小した。また、デイリーアクティブユーザー数(DAU)は初めての減少となったが、広告収入は増加した。以下にスナップの業績報告から重要な部分を抜粋する。

DAUは初めての減少

スナップチャットのDAUは第1四半期の1億9100万人から第2四半期は1億8800万人に減少した。2017年終わりに実施したアプリのデザイン変更により、引き続きユーザー数が減っていると見られる。第2四半期に入りさらに変更を行なったが、その効果は反映されていないようだ。

同社は第3四半期のDAUの予測値は発表していないが、新規のユーザー数など、いくつかの数字に改善が見られるとしている。新デザインの導入により、35歳以上のユーザー数が8%以上も増えたという。

ARPUは改善

一方で財務指標には改善もみられる。ARPU(加入者1人当たりの平均売上高)は第1四半期の1.21ドルから1.40ドルに上昇、前年同期の1.05ドルからも上がっている。背景には海外での広告収入が上がったこともある(ヨーロッパのARPUは前年同期比で70%増、それ以外の海外では233%も上昇した)。

プログラマティック広告に賭けたことも功を奏し、単価は低下しているもののインプレッションの上昇がそれを相殺することになった。広告インプレッションは前年同期比191%増、前期からは26%の増加となった。単価は前年同期比52%の減少、前期からは9%下がっている。

スナップは広告の表示回数の増加を狙いつつも、ユーザーエクスペリエンスを重視し、関連性の高い広告を表示しようとしている。ユーザーのエンゲージメント率は引き続き堅調で、利用者は1日に平均30分スナップチャットを利用している。

編集=上田裕資

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