韓国のニュースメディア「Soompi」によると、「Ddu-Du Ddu-Du」はリリース後50日で今回の記録を達成し、BTS(防弾少年団)の記録を追い抜いた。BTSの「Fake Love」のユーチューブ動画はリリース後71日で2億5000万再生を記録していた。
「Ddu-Du Ddu-Du」はミニアルバム「SQUARE UP」のリードシングルとしてリリースされた楽曲。米ビルボードのアルバムチャート「Billboard 200」で「SQUARE UP」は、初週40位に入り、シングルチャート「Hot 100」で「Ddu-Du Ddu-Du」は初週55位を記録していた。これは、韓国の女性のみのグループとしては初週の最高順位だった。
「Ddu-Du Ddu-Du」のユーチューブビデオは公開から24時間で、3620万再生を記録。BTSが「Fake Love」で達成した記録、3590万再生を突破し、Kポップとしては最高記録を更新していた。
公開後24時間で3620万再生という数字は、テイラー・スウィフトが2017年8月に「Look What You Made Me Do」で達成した4320万再生に次いで、ユーチューブ史上2番目の記録となっている。
「Ddu-Du Ddu-Du」の1000万再生突破はリリース後10日目のことで、韓国人アーティストとしてはBTSの「Fake Love」やPsyの「Gentleman」に続く3番目の成績だった。しかし、その後は急激に再生回数を増やし、「Fake Love」の2億6100万再生に迫る勢いとなっている。
「Ddu-Du Ddu-Du」のビデオは高額な予算を投入した魅惑的なビジュアルで支持を獲得した。BLACKPINKは今後、フルアルバムのリリースも予定しており、彼女らの人気はさらに高まりそうだ。
今年はBTSがアルバム「Love Yourself: Tear」をビルボードのアルバムランキング1位に送り込み、韓国人アーティスト初の快挙を達成。シングル「Fake Love」もKポップの楽曲としては史上初の初週10位圏内入りを果たした。
「Ddu-Du Ddu-Du」の動画が「Fake Love」を上回る支持を集めていることから考えて、BLACKPINKが次回作ではさらに上位に上りつめることは確実といえそうだ。