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Andrei Metelev / shutterstock

調査企業「Trustwave」の発表によると、サイバー犯罪者らが「MicroTik」社製のルーターをターゲットとしたマルウェア攻撃をしかけ、既に20万台以上のデバイスを感染させたという。

被害に遭ったルーターの大半はブラジル国内のものだというが、Trustwaveはその他の国にも感染が広がっていることを突き止めた。サイバー犯罪者らはこれらのルーターを用い、仮想通貨の採掘を行なっている。

ルーター内部のプロセッサのパワーは、スマートフォンやタブレットには劣るが、インターネットにデバイスを接続する以外の目的にも利用可能だ。犯罪者らはルーター内部に密かに潜り込ませたマルウェアを用い、仮想通貨をマイニングしている。

このマルウェアはユーザーの個人情報を盗み出すことはないが、プロセッサに大きな負担を与えるため、発熱を引き起こす。そのため、感染したルーターは接続スピードが低下し、動作不能になるケースもある。ルーターを仮想通貨のゾンビにするような恐ろしいマルウェアだ。

仮想通貨をマイニングするマルウェアは、スマートフォンでも確認されていたが、その際も端末が発熱することが確認されていた。部屋の隅に置かれたルーターが発熱すれば、最悪の場合、火災の原因にもなり得る。

現在、Microtikのルーターを使用している人は、最新のファームウェアをインストールすることでこの被害を防げる。TrustwaveによるとMicroTikは今年4月の時点で、このマルウェア感染を防ぐパッチをリリースしていたという。

編集=上田裕資

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