「マンマ・ミーア!」続編効果、ABBAが英国チャート1位に

ABBAのビョルン・ウルヴァースとベニー・アンダーソン(Photo by Samir Hussein/WireImage)

ミュージカル映画「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」(日本公開は8月)のサウンドトラックアルバム「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー ザ・ムーヴィー・サウンドトラック」が英国チャートで1位まで上り詰めた。

「マンマ・ミーア!」はスウェーデンのポップグループABBAの楽曲をベースに製作されたミュージカルで、2008年に映画化。「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」はその続編として製作された映画だ。

今回のアルバムではメリル・ストリープやシェールなどが、ABBAの楽曲をカバーしている。ABBA関連のアルバムは現在チャート10位以内に3つがランクインしており、1982年の引退から35年がたったABBAの人気は今も衰えていないようだ(ABBAは今年4月に再結成を発表した)。

2位には同じく映画のサウンドトラック「グレイテスト・ショーマン」、3位にはドレイクの「スコーピオン」、4位にはジョージ・エズラの「Staying at Tamara’s」が入った。

そして、5位に入ったのが10年前にリリースされた1作目の映画「マンマ・ミーア!」のサウンドトラックだ。今回の新アルバムの影響で売上が伸び、初めてのトップ10入りとなった。

さらにABBAの1992年のベスト盤アルバム「アバ・ゴールド」も7位に返り咲いている。このアルバムはリリース当初は1位を獲得し数百週にわたってトップ100にとどまっていた。収録曲には「スーパー・トゥルーパー」、「テイク・ア・チャンス」、「悲しきフェルナンド」、「ダンシング・クイーン」、そして「マンマ・ミーア」も入っている。

編集=上田裕資

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