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米フォーブス発のニュースを配信

MOLPIX / Shutterstock.com

フォーブスはこのほど、今年の「シンガポールの富豪」上位50人のリストを発表した。ランキングに名を連ねた富豪たちの保有資産の総額は、昨年から11%増加。およそ1160億ドル(約12兆8460億円)となった。

前年比で最も大きく資産を増やしたのは、ロバートとフィリップのウン兄弟(黄志祥、黄志達)と、フェイスブックの共同創業者でシンガポールの永住権を持つエドゥアルド・サベリン。

1位のウン兄弟の保有資産は約119億ドルで、昨年からおよそ25億ドル増えた。所有する不動産開発大手ファーイースト・オーガニゼーションが主導するコンソーシアムが今年5月、人気の高いシンガポール・ホランド ロード 周辺地区の敷地を約9億400万ドルで取得したことで、保有資産が膨らんだ。

“僅差”で2位となったサベリンが保有する資産も前年から25億ドル増加。約118億ドルとなった。保有するフェイスブックの株価が前年から30%上昇したことが影響した。

3位に入ったのは、日本ペイントホールディングスと長年にわたり提携してきた塗料大手ウットラムの創業者、ゴー・チェンリャン(呉清亮)。ウットラムは日本ペイント株の39%を保有しており、ゴーの資産は前年より7億ドル多い約85億ドルとなった。ウットラムのトップを引き継いだ息子のゴー・ハップジン(吴学人)は今年3月、日本ペイントの会長に就任している。

そのほか注目を集めたのは、保有資産およそ7億8000万ドルで38位に入ったARAアセット・マネジメントの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のリン・ホエ・チャンだ。ARA株の3分の1近くを保有するリムは、資産総額を前回の調査時から30%以上増やした。

ARAは不動産ファンドを運営する日本のケネディクスと豪クロムウェル・プロパティ・グループの株式を総額5億7500万ドルで取得。中国でも地元企業との合弁会社の設立を通じて事業を拡大している。

ランキングの10位までに入った顔ぶれは、以下のとおりだ。

1. Robert & Philip Ng(黄志祥、黄志達)/119億ドル
2. Eduardo Saverin(エドゥアルド・サベリン)/118億ドル
3. Goh Cheng Liang(呉清亮)/85億ドル
4. Kwek Leng Beng(郭令明)/76億ドル
5. Khoo family(邱一族)/67億ドル
6. Wee Cho Yaw(黄祖耀)/64億ドル
7. Kwee brothers(クウィー兄弟)/54億ドル
8. Richard Chandler(リチャード・チャンドラー)/31.5億ドル
9. Raj Kumar & Kishin RK(ラジ・クマール、キシン・RK)/27億ドル
10. Choo Chong Ngen(朱章元)/26億ドル

ランキングに入った各人の保有資産は、7月13日の為替レートと同日の株価の終値に基づき算出した。金額には本人のほか、家族名義の資産も含まれる。

リストはそれぞれの関係する企業の株式・財務について本人・家族などから得た情報のほか、証券取引所やアナリストなどから入手した情報に基づき作成。非公開企業の関係者については、同様のビジネスを行う上場企業の資産などを参考にした。

編集=木内涼子

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