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Mila Supinskaya Glashchenko / Shutterstock.com

面接を受けてはいるが、内定は一向にもらえない。毎回一からやり直し、同じ作業を繰り返す。履歴書に磨きをかけ、使い古した言葉を違う表現にできないか考える──。だが、次の面接で真の変化を起こせるかもしれないのに、大半の人が実践しないことが一つある。秘密兵器は、あなたのポケットか、手の中にある。それは、スマートフォンだ。

人は常に、自分の強みを過大評価し、弱みを過小評価してしまう。自分はぶっつけ本番でも大丈夫だと思い込み、その場で“うまく頭を回転させられた”ことを自画自賛する。しかし、そんなことは実際には不可能だ。自分の行動や発言が他者にどのような印象を与えているかは、模擬面接を受ける自分の映像を録画し、実際に見ることでしか分からない。

模擬面接の録画は、ほとんどの人が従うことのない最高のキャリアアドバイスだ。以下に、これを実践すべき理由を5つ紹介する。

1. カメラはうそをつかない

自撮り写真が大好きな人でも、自分の動画を見たり、音声を聞いたりはしたがらない人は多い。録画ボタンを押し、赤いマークが光るのを見るだけで自意識が強まってしまうのだが、実はこれこそが大事なポイントだ。

撮影されているときの緊張感は、面接を受けているときの感覚にとても似ている。録画を見ると、自分が無意識に「あー」「えーと」のような言葉を発していることが分かるはずだ。また、座り方や表情、そわそわしている様子などの非言語コミュニケーションも分かる。自分で気づいていない癖は、面接での評価を台無しにしてしまいかねない。

私が昔面接したある候補者は、面接の間、体を全く動かさなかった。身ぶりを加えたり、姿勢を変えたりすることがなく、実に気味が悪かった。逆に、椅子の上で体をよじる癖があったり、貧乏ゆすりをしたり、大げさなジェスチャーをしたりといった候補者もいた。自分のしぐさや身ぶりを無視しないこと。面接では、自信と適性を備えている候補者のオーラを醸し出す必要がある。自分にどれくらいそれができているか知りたければ、模擬面接の様子を撮影しよう。

2. すべきは暗記ではなくリハーサル

面接は演技のオーディションではないので、せりふを覚える必要はない。答えを暗記してしまうと不自然に聞こえるため、ありのままのあなたが伝わらない。必要なのはリハーサルだ。友人や配偶者、家族よりも、あなたのためを思って厳しいフィードバックをくれるようなコーチやメンターを相手にした方が良い。メンターが、あなたの役割や業界に関して知識を持っていればさらに良い。

編集=遠藤宗生

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