キャリア改善のため取り入れるべき5つの習慣

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長期的な計画では、さまざまな時間枠(1年、1四半期、1カ月、1週間、1日など)に沿った目標を作ることが欠かせない。しかし私は、毎日の目標が最も大切だと考えている。毎日の行動が1カ月、1四半期、1年の目標を達成するきっかけになるからだ。毎日の目標がなければ、何も達成できない。

昇給や管理職への昇格、起業など、どんな目標にせよ、1日にやることは少ない数にとどめることが、目標達成の唯一の道だ。周囲の騒音など集中を遮るものは無視し、キャリアアップの役に立たない単純作業はしないこと。その日にすべき重要な仕事に集中しよう。

4. もっと努力する

上の項目と矛盾していると思われるかもしれないが、そうではない。やることリストの項目や頭を使わない単純作業に関しては量を減らすことを勧めるが、常に競争相手よりも多くの努力をすることが必要だ。競争相手とは、同僚や競合企業、自分自身かもしれない。誰が競争相手でも、昨日よりも少し成長した自分になることが重要だ。

キャリア改善のために努力が必要なのは、歌手、野球選手、事業主などにかかわらず、誰でも同じだ。自分が常に、職場で一番の努力家であるようにしよう。

5. 目標を明確にする

あなたは何を、どのような理由で求めているのか? この2つの点は一見とてもシンプルかもしれない。しかし実際はそうではなく、きちんとした深い自己分析が必要だ。あなたが本当に求めているものは何か? 昇給だとすればいくら欲しいのか。昇進を望む理由は、仕事と新たな責任への期待か、リーダーになってチームの成長を支援したいからか、それとも会社をより円滑に運営したいからか?

キャリアアップのためには、最終目的を極めて具体的にすることが必要だ。まずは、達成したい目標と期限を1文で説明しよう。目標達成を妨げるものや誘惑は、数え切れないほど存在する。目標を一点に集中させれば、他のことに気を取られることなく、目標達成のために必要な日々の作業(1つか2つ)を確実に実行できる。

ここで紹介したキャリアアップの習慣は、1つか2つ実践するだけでも効果が期待できる。大きな成長を目指し、目標達成のため最も効率的な道を歩みたい場合は、5つを全て生活に取り入れれば確実にキャリアと人生を改善できるはずだ。

翻訳・編集=出田静

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